韓国人のストライキは正しいと思う。
上海汽車(上汽)が全株式の過半数を保有している韓国の双龍(サンヨン)自動車では、労働組合が上汽への技術移転に反対しており、11日から全面ストライキに突入した。14日付で国際金融報などが伝えた。
上汽は2004年10月、5億ドルを投じてサンヨンの株式48.9%を取得。同紙によると現在の持ち株比率は51.33%に達している。
騒動の発端はサンヨンが06年7月に全従業員の13%に当たる1000人のリストラ策を発表したこと。上汽が04年にサンヨン全従業員の雇用を保障すると明言していたことから反発が強まった。
サンヨン労働組合は9日、韓国金属産業労働組合連盟とともに記者会見を開き、リストラ策の見直し、韓国への投資増加、上汽への技術移転中止などを要求。
さらにサンヨン労組は、元GM(ゼネラル・モーターズ)中国董事長で上海汽車の執行副総裁を務めるフィリップ・マートフ氏がサンヨンの代表理事に就任することを警戒。11日にキョンギド(京畿道)のサンヨン本社で開催された臨時株主総会の阻止を試みた。その後、サンヨン労組はストライキを当初、予定していた14日から11日に前倒しして実施した。
サンヨン労組は05年末に中国における工場建設を阻止しようと、ストライキを初めて行った。06年初めにサンヨンが2010年までに25億ドルを投じて、韓国に工場を増設することなどを盛り込んだ中長期経営計画を発表したことから、ストライキ騒動は収まっていた。(編集担当:菅原大輔)
(サーチナ・中国情報局) - 8月14日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060814-00000008-scn-cn&kz=cn
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