中国人はロシアでも増殖する予定
【モスクワ=内藤泰朗】ロシア北部の古都サンクトペテルブルクとモスクワの2大都市で、大規模な「チャイナタウン」の建設が来年早々にも始まる。
ロシアでの報道によると、プーチン大統領のおひざ元のサンクトペテルブルク市当局は先月末、同市の多目的住宅開発計画「バルトの真珠」に参加する中国側投資家を最終的に選定、公表した。
計画では、総専有面積100万平方メートル以上の居住施設に加え、総面積40万平方メートルの商業施設が併設され、中国企業もオフィスを開設。中国側の同計画への総投資額は、15億ドル(約1730億円)にのぼるという。
来年前半には、施設の中心となる高層ビルの建設に着手。最終的には35万人以上が活動する一大拠点を目指す。
同市はさらに、船舶が航行するために夜中に通行できなくなるネバ川の跳ね橋に替わり、常に通行が可能となる有料の地下トンネルを建設し、島々を結ぶ計画だが、中国側は、そうした超巨大プロジェクトにも参画を予定している。
モスクワでも、広大な植物園に隣接した一等地に、中国の商業センター「ホアミン・パーク」(総建設費3億ドル)の建設が来年初めに始まる。32階建てと50階建ての2つの超高層ビルには、中国企業のオフィスやホテル、レストラン、カジノなどが入居する。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 8月11日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060811-00000011-fsi-bus_all
中国とロシアがえらく仲良しになっちゃって、、、。