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中国だけが一人勝ち

海関(税関)総署は10日に発表した貿易統計で、今年1~7月の貿易黒字額が759億5,000万米ドルだったことを明らかにした。昨年同期の501億1,300万米ドルを52%上回っており、同年通年の黒字額1,018億7,800万米ドルの74.5%に達した。また7月の貿易黒字も146億2,000万米ドルで、単月の最高記録を3カ月連続で更新した。中間選挙を控えた米国などからの人民元切り上げ・黒字削減圧力は一層強まりそうだ。

 ■7月は146億ドル、記録更新
 
 税関総署によると、1~7月の輸出額は昨年同期比24.8%増の5,089億米ドル。輸入額は21.1%増の4,329億5,000万米ドルだった。輸出額が25.2%増、輸入額が21.3%増だった上半期(1~6月)に比べて伸び率はともに下がった。しかも輸出の伸び率の方が輸入の伸び率より落ち込みが0.2ポイント大きいという、黒字増減速につながり得る指標もある。だが輸出の伸びが輸入の伸びを上回っている点は変わっていない。
 
 また7月単月の輸出額は昨年同月比22.6%増の803億4,000万米ドル。輸入額は19.7%増の657億2,000万米ドルだった。
 
 ■対日本は3位に
 
 1~7月の貿易を相手国・地域別でみると、最大の貿易パートナーは欧州連合(EU)で、貿易額は昨年同期比21.1%増の1,435億米ドル。2位は1,421億6,000万米ドル(24.2%増)の米国、3位は1,129億4,000万米ドル(11%増)の日本、4位は861億1,000万米ドル(21.8%増)の東南アジア諸国連合(ASEAN)となっている。
 
 輸出は今後、欧米のクリスマス商戦需要などで活発化する季節に入っていく。貿易黒字は伸び率の鈍化はあっても、昨年を上回るペースで増えていく構図は当面変わりそうになく、通年で昨年の額を上回り史上最高となることはまず確実。貿易摩擦の緩和を目的に、中国政府が人民元再切り上げなど思い切った措置に踏み切るかが引き続き注目されそうだ。

(NNA) - 8月11日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060811-00000002-nna-int


商売はみんなが儲け、みんなが嬉しいから成り立つのではないか。

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当たり前。