尖閣諸島で中国の反日家が問題を作ると日本は中国を脅威だと感じるよ。
【ソウル8日原田正隆】北朝鮮がミサイルを発射して6日後の7月11日、楊亨燮(ヤンヒョンソプ)最高人民会議常任副委員長を中国の胡錦濤主席のもとに派遣し、対朝支援額の倍増を求める金正日総書記の親書を渡していた、と韓国の有力紙・中央日報が8日報じた。
同紙によると、親書を受け取った胡主席は楊副委員長に対し(1)朝鮮半島非核化が中国の一貫した立場(2)言いたいことは6カ国協議に復帰して堂々と言ってほしい(3)韓国とは緊張関係をつくらずに相互信頼関係を構築してほしい(4)以上3つの条件を受け入れればエネルギーと生活必需品の支援を増やす―と伝えた。
親書には、北朝鮮の立場とともに、支援を現在の年間120億元(約1700億円)から300億元に増やしてほしい、との内容が記されていたという。また、胡主席は楊副委員長に対し「核問題を引きずれば、日本に軍国主義の口実を与える」とも述べたという。香港の外交消息筋は同紙に「金総書記が胡主席の提案を拒否すれば、中朝の緊張が続く」と話している。
=2006/08/08付 西日本新聞夕刊=
(西日本新聞) - 8月8日