講演の内容
林建良さん著書出版記念祝賀会
宮本将英 日本人台湾独立促進会
日本における台湾独立運動のリーダーとして活躍してきた林建良氏の「日本よ、こんな中国とつきあえるか」出版を記念して8月6日、台湾研究フォーラムなどでお馴染みの文京区民センターで祝賀会が開催された。会場に入ると、受付の正面のテーブルに日章旗が置かれ、参加者がメッセージを書き込んでいた。
午後6時半、祝賀会が始まった。李登輝友の会会長の小田村四郎氏、前衆議院議員の中津川氏による挨拶、児玉神社の白鳥宮司からの花束贈呈の後、林建良氏による簡単な講演があった。
講演の内容を要約すると、国民党独裁時代の台湾で、中国人としての教育を受けた林建良氏から見れば、日本人の中国観は甘すぎるという。日本人はお人よしで、極力相手を傷つけないように配慮する。そして日本人はそのお人よしな教育によって、世の中に「悪」は存在しないと誤解している。しかし実際のところ、この世の中は日本人の理想からはほど遠く、厳然として悪は存在している。日本人は悪に立ち向かわなければならない。
心のきれいな日本人は中国という悪の存在に気づかないか、目を背けたいようだ。だが実際に悪はそこに存在している。例を挙げればきりがないが、中国人による凶悪犯罪事件、靖国や教科書に対する強引な内政干渉、さらには時期総理大臣の選定にまで内政干渉をしている。だが日本の世論がそれを許してしまっている。世論の多くは、中国を刺激してはいけない、中国側にも言い分があるのだ、と考えてしまっている。だが、よく考えてみよう。警察が「強盗を刺激してはならない。強盗にも彼らなりの言い分があるのだ」などと発言したらどうなるであろうか。日本人は悪に対して徹底的に弱い。日本の教育では、悪の存在が忘れ去れらてしまっているのだ。
だからこそ林建良氏はこの「日本よ、こんな中国とつきあえるか」を著したのである。この本は中国人の悪口を書いたものではなく、中国人そのものを書いたものである。
林建良氏は、アジアの文明国である日本に真実を見つめて、再びアジアのリーダーになってもらいたいと希望している。日本を愛し、それ以上に台湾を愛する林氏は、日本人に対し、もっと現実世界を見てほしいと願っているのである。(以下略)
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日本と中国が仲良くするには、中国側が努力しないと
いけない。中国は2004年からずっと、日本人を怒らせすぎ。
最近、中国が本性を現してきただけかな?
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■書名 日本よ、こんな中国とつきあえるか?-台湾人医師の直言
■体裁 四六判、並製、280ページ
■定価 1,680円(税込)
■版元 並木書房
(各書店にて販売中)
■著者 林 建良
■目次
第1章 台湾から見た中国及び中国人
お人好しの日本人に中国人の凄さは理解できない
第2章 台湾から見た日本及び日本人
争いを避けたがる日本人に平和は守れない
第3章 台湾から見た台湾及び台湾人
台湾は中国の一地方に過ぎないと自ら教育する矛盾
第4章 悪の元凶・中国帝国主義はこう潰せ
真実を中国人に教えれば中国は内部崩壊する
第5章 台湾の独立は日本の国益につながる
国民党政権の誕生は日本の悪夢の始まり
あとがき