靖国神社を非宗教法人化すると言う案 | 日本のお姉さん

靖国神社を非宗教法人化すると言う案

安倍晋三官房長官は7日午前の記者会見で、自民党の中川秀直政調会長が靖国神社を非宗教法人化する法案提出を検討する考えを示したことについて「靖国神社の宗教性の在り方やどのような祭神を祭るかなどの問題は憲法の保障する信教の自由に基づき検討されるべきものであり、政府として見解を申し上げる事項ではない」と述べた。  (時事通信) - 8月7日


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060807-00000055-jij-pol


国の管理下にあって天皇が拝むための靖国神社は、日本が戦争に

負けた後は、アメリカの命令で民間の管理下に置かれた。

アメリカが決めたことを日本はそのまま受け継いでいるというわけだ。


ABC級と階級付けされた戦争犯罪者というものも、アメリカが

決めたものだ。

日本人はアメリカの言われたまま、全てを何となく受け継いで

いるようだ。


アメリカは、戦争の終結後は、刑務所のABC級戦犯を釈放して

彼らが日本の政治家になれるようにした。

そのまま刑務所に日本の代表として働いていた重要な人々を拘束して

おくと、日本は選挙で共産党の国になる恐れがあった。

戦争の終結に伴って拘束されていた人々も名誉を回復した。

アメリカに絞首刑にされた人々も国内法では罪人でないと決定された。

そして戦死者として靖国神社に名簿が加えられた。

それまでは、遺族には遺族年金も与えられず、遺族たちは世間で

罪人の親族として不当な扱いを受けていたのだった。


東京裁判は、アメリカのマッカーサーが作った法律に従って

行われた、裁判と名が付いたイベントであり、戦勝国とその植民地

だけで死刑が決定した勝手な裁判である。

日本人は、国際法に基づかない違法な裁判でアメリカ人に裁かれた

のだった。

死刑が決定した東郷は、戦争当時に内閣総理大臣だったという理由で

死刑になった。戦争の責任は本来個人がとるものではなく、

賠償や国土の分譲など、国として責任を負うものなのだが、

アメリカは日本に対して、個人的にも裁きを下した。

靖国神社を国家管理から宗教法人に変えたのはアメリカだし、

A級戦犯というものを決めたのもアメリカだ。

GHQに命令されて靖国神社を民間の管理にしたのを、国家管理に

戻すなら、アメリカが名付けた「級」や「戦犯」という、

国際法に無かった名前も、もう始めに戻してなかったことにしても

いいのではないか?アメリカが決めた「A級戦犯」という名称も

アメリカが日本人をドイツ人のヒットラーたちを裁くために

使った同じ方法で殺す手段だった。ヒットラーは本当に世界征服を

狙ったし、国内のユダヤ民族抹殺を本気で実行した人々だ。

日本人は、ユダヤ人抹殺は、行わなかった。

世界征服も企ててはいない。

ヒットラーと同じように戦後の事後法で裁かれるような侵略戦争は

企てていない。

自衛のために、朝鮮半島を清国やロシアから守り、満州を合法的に

西洋のお許しを得て管理していた過程で、中華民国の国営軍に

盧溝橋で襲われたことをきっかけに徐々に戦争に巻き込まれていき、

アメリカに誘われるようにアメリカと開戦してしまっただけで、

侵略するつもりの戦争ではなかったのだ。

じわじわと戦争に向かっていってしまったのだ。

戦争当時に内閣にいたという理由でアメリカに共謀罪だとされて

絞殺刑になるのは、本当は国際法にも無い違法な事なのだ。

勝った国が負けた国の責任者を個人的に殺傷してもよいという

マッカーサー独自の法律だったのだ。日本の戦国時代と同じだ。

負けた国の大将はクビをはねられさらし首にされるのだ。

イラクのサダム・フセイン元大統領をアメリカとイギリスとオーストラリアと

日本と韓国とその他で、よってたかって裁判にかけて絞首刑にするのと

同じことだ。アメリカはクルド人やシーア派にサダム・フセイン元大統領を

裁かせている。クルド人やシーア派はサダム・フセイン元大統領を

うらんでいるので、当然彼は死刑になるだろう。

東京裁判でも、オーストラリア人やフィリピン人、オランダ人中華民国の

日本にうらみをもつ者たちが裁判の席にいた。

彼らは天皇も死刑にする気でいたが、アメリカがそれを許さなかった。

恨みをもつ者たちが、敗戦国を裁けば公正な裁判もまともな検証も

できない。最初は中華民国のでっち上げの情報で、日本と天皇が

明治天皇の頃から世界征服を狙っていたことにされていたそうだ。

さすがに途中でそれがニセモノの情報だと気が付き、その中華民国の

情報は証拠としては使われなかったが、結局、日本人の当時のトップは

世界を長年侵略しようと14年間もずっと計画し続け、その結果アメリカと

戦争をするにいたったという共謀罪で絞首刑にされたのだった。


アメリカが名付けた罪状を戦後60年たった今も、日本人がまだ

重要だと考えているのは、日本はアメリカの精神的属国になったと言う

証拠なのかもしれない。

「A級戦犯」を靖国神社から取り外すためには、宗教法人ではなく、

靖国神社を国の管理下に戻し、政府が自由に決定できる存在にしな

ければならないが、そもそもアメリカの付けた「罪状」は、60年経った

今も有効なのか?

日本政府は国内法で無罪と決定したのではなかったか?

日本は東京裁判を受け入れたのではなく、戦勝国の判決を

受け入れて刑を受けたのだったが、軍隊の速やかな解体が

休戦の条件だったので、逆らうことも出来ない状態だったのだ。

日本は条件付休戦をしたつもりだったが、アメリカは

戦後のアメリカの決定は、一方的に無条件降伏に変えてしまった。

東京裁判も勝者の一方的な刑罰だ。

天皇を生かすも殺すもアメリカの意のままだった。そういう状態の中で

天皇に責任がいかないように、当時の内閣総理大臣は国内に

向けての戦争の責任を負ったのだった。

もともと日本は議会政治を取る国だ。天皇や朝廷には何の

決定権もない。議会の決定を発表するのが天皇の仕事であり、

天皇には何も戦争の責任は無い。


東京裁判は国際法にそっていない裁判とも言えないものだったが、

戦後60年経った今も、日本人は真面目にその事を意味を考えて

いない。(私もつい最近まで、真面目に考えていなかった。)


東京裁判の意味を真面目に考えないから「A級戦犯」の意味も

分からない。何か戦争を始めた罪だと思っている。


靖国神社に「A級戦犯」が祭られているのがけしからんと

中国に言われれば、「はいそうですか。」と、その意味を考えずに

「A級戦犯」を靖国神社から外そうとする。


宗教では一度合祀(ごうし)した霊は、取り分けることはできないので

わざわざ靖国神社を宗教法人から外して、政治家が管理できる

施設に変えてしまおうとする。

政治家が管理できる施設にした上で、「A級戦犯」を外して、宗教の

何であるかもわからない無神論の中国に答えようとするなら、

日本も相当無宗教化が進んだ国なのかもしれない。

もしかして中国が狙っているのは、日本人が神道を忘れて無宗教化

することと、

日本がプライドを失くして、ひたすら中国の言うことをきく国に

なることなのかもしれない。