中国は原油パイプラインの運転を開始した。 | 日本のお姉さん

中国は原油パイプラインの運転を開始した。

 中国が周辺地域からパイプラインを使った原油輸入を加速させている。カザフスタンから新疆ウイグル自治区に向けた原油パイプラインの全面運転が29日、開始した。一方、日中間で激しい綱引きが続いている東シベリア原油パイプラインの接続問題で、ロシアは中国への接続を最優先する意向を示した。31日付で新華社などが伝えた。

■カザフからパイプラインで原油輸入

 カザフスタンからパイプラインで輸入された原油は29日17時(現地時間)、新疆ウイグル自治区にある終着点の独山子石化公司製油所に到達し、全線で商用運転が始まった。

 同パイプラインの始点はカザフスタンのアタスで、終点は新疆ウイグル自治区の阿拉山口。全長は962.2キロメートルで、毎年輸送される原油は2000万トン。パイプラインの建設費用は7億ドル。建設工事は2004年9月に始まり、05年11月に完成した。阿拉山口と独山子を結ぶ246キロメートルは中国石油天然気(ペトロチャイナ)が完成させた。

 両国の資源エネルギー分野での協力は97年から開始。両国政府が天然ガスの分野における協力を盛り込んだ協定を締結し、カザフスタン西部と中国の新疆ウイグル自治区を結ぶ原油パイプラインを建設することも提起された。

■東シベリア石油パイプラインで中国有利

 日中間で激しい綱引きが続いている東シベリア原油パイプラインでも、中国が優位に立った。29日付の新華社によると、ロシア国営パイプライン会社・トランスネフチのワインシュトク社長は28日、東シベリア原油パイプラインの第一期工事をロシア政府の要求通り完成させることが可能であることを強調した上で、中国への支線接続に速やかに着手することを表明した。事実上、中国への支線接続を最優先する意向を示したものと考えられる。

■マラッカ海峡の有事回避が目的か

 6日付の産権導刊はこうしたカザフスタンやロシアとの資源エネルギー分野における接近はマラッカ海峡における有事に対処するためと分析している。また同誌は、中国が進めているミャンマーやパキスタンとの協力や外国の石油企業の買収などもマラッカ海峡における有事を回避するための動きとして紹介している。(編集担当:菅原大輔)

(サーチナ・中国情報局) - 7月31日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060731-00000009-scn-cn&kz=cn


マラッカ海峡における有事に対処するため?マラッカ海峡で何か戦争が

起こるのかな?中国はいずれマラッカ海峡を封鎖する気か?

マラッカ海峡を封鎖されると日本に石油が入らなくなるから

大変なことになりますよ。なんで中国はマラッカ海峡における有事に

対処するために、こんなにパイプラインを作るの?