もしも国が二つに分かれたら、、、。
もしも日本がロシアを味方に付けたロシア国籍の日本人に襲われたと
する。アメリカが日本を共産国にさせまいと、頑張ってくれたとする。
中国まで出てきてロシアを味方に付けた日本人の味方をしたので、
壮絶な戦争が続くとする。アメリカも疲れてきて日本を半分に分けることに
して、戦争を終結させたとする。日本は東日本と大和国に分かれてしまった
とする。
アメリカに避難して、事の成り行きを見守っていた日本人たちには、
アメリカの国籍を一応もらっていたのだが、東日本と西の大和国ができた
時点で、自動的に大和国の国籍を与えられ、帰国を促された。
しかし、大部分の日本人はそのままアメリカに残った。
戦争でボロボロの国に戻るより、アメリカにいた方が仕事があるし、生きて
いくには便利だ。ある人は、「日本は日本だ!大和国なんて国は認めない!」
「俺は日本人だ!大和国の国籍なんているか!」と、国が二つに分かれた
事を認めなかった。そういう人は、大和国の国籍ではなく、東日本の国籍と
なった。それで、アメリカには、同じ日本人でありながら、大和国の国籍の
日本人と、東日本の国籍を持つ日本人ができてしまった。
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そんな事が、日本に住む朝鮮半島の人の身の上に起きたという。
在日の友達がいたわたしの友達が、こんな話をして、在日の人の
悲しい立場を教えてくれた。戦争の時は朝鮮人は日本人だった。
朝鮮半島は近代化するには、あまりにも貧しかった。儒教の要素が
社会を近代化させるジャマをしていたし、一握りの貴族が貧しい農民を
搾取する社会だったので、いくら日本が朝鮮半島が植民地化されないで
独立国家としてしっかりするよう助けようとしても、朝鮮の朝廷は
清国の支配から逃れる気もなく、せっかく日本が清国から朝鮮を
独立させようとしても、朝廷は、今度はロシアに頼ろうとする。
まったくふがいないありさまで、朝鮮の人々も日本に併合するしか
すばやく近代化をなしとげる方法は無いと考えた。
日本側は、それをしぶっていたが、朝鮮人がテロで伊藤博文を殺したのを
きっかけに、一気に朝鮮は日本に併合されることになった。
併合を一番反対していた本人が殺されたので、だれも反対する勢力が
弱くなったのだ。朝鮮人は日本人になった。
日本が戦争で負けると、日本にいた朝鮮半島の人たちは、朝鮮半島に
帰ろうとした。ところが日本は戦争に負けてボロボロ。日本人がぞくぞくと
満州から引き上げてくる。その船を出すのが精一杯で、朝鮮半島の
人々を朝鮮に送り返す船も用意できなかった。
そこで、朝鮮半島の人々が「国に帰る船を出してくれ。」という運動を始めた。
ところが、直ぐにロシア人だった朝鮮人がロシア軍をひきつれて
朝鮮半島に入ってきた。アメリカは、朝鮮をロシアから守るために
戦いに出て行った。日本にいた朝鮮人は様子を見守ることにした。
そうしている内に、朝鮮半島が二つに分かれてしまったのだ。
日本は韓国ができた時に、朝鮮半島に人に「日本人でいるか、韓国人に
なるか?」と、本当は聞いてあげればよかったのだが、自動的に
朝鮮半島の日本人は韓国国籍になった。
「朝鮮は朝鮮だ!二つに分かれたなんて認めない!」と言った人は、
自動的に韓国ではない方の国籍になった。(北朝鮮人になった。)
日本にいる在日の人は、金日成が悪い人だったとは信じられず、
日本人を100人も(200人といううわさある。)拉致したなんて、ウソだと
固く信じていた。「拉致は無い!」とホンキで言っていた。
ところが、北朝鮮が拉致を認め、拉致した日本人を数家族か
返してくれたので、在日の北朝鮮の国籍を持つ人はすごくショック
だったそうだ。
本当に拉致は現実にあったと知ってから、在日の北朝鮮人だった人で
韓国籍に変えた人はたくさんいるのだそうだ。
在日の人がどちらの国籍にするかというのは、簡単に変えることが
できるそうだ。
在日の友達は、拉致が本当にあったと知った日は、しょんぼりしていた
そうだ。「えらいことになってしもたなあ、、。」と、言って
がっかりしていたそうだ。
そういう話を聞くと、在日の人はある意味純真な人々なのだなと思った。
北朝鮮の悪口は、外国のプロパガンダで、拉致は無かったと
ホンキで信じていたのだから。
朝鮮総連というのは、日本共産党と、朝鮮半島の共産党員が作った
組織だ。北朝鮮はソ連が作った国だ。
韓国の人は、日本のせいで国が分かれたと言っているそうだが、
なんでも日本のせいにされるのはかなわない。アメリカが助けて
くれなかったら半島丸ごと北朝鮮になっていたはず。
それなのに、今の韓国人はアメリカを嫌っているらしい。恩知らずな話だ。
在日の人の気持ちを考えると、国が二つに分かれてかわいそうだと思うが
原因はロシアと中国だ。日本の領土だったので、アメリカが丸ごと日本に
返してくれれば朝鮮半島はそのまま残ったのに、アメリカが
あいまいな事を言ったので、ロシアが欲を出して占領しようとしたわけだ。
戦後、東京では朝鮮半島の人は、戦争に勝ったわけでも負けたわけでも
ない第三国の人間だから、どこの法にも縛られないとして、
したい放題犯罪を犯したそうだ。
東京でも大阪でも一等地を勝手に自分の土地にして占領してしまった。
今でも、彼らはその一等地を所有している。
戦争の後、彼らは朝鮮半島に帰らず、逆に朝鮮半島からぞくぞくと
日本に仕事をみつけに渡ってきたそうだ。
戦後に日本に来たのは主にチェジュ島の貧しい人々だったらしい。
朝鮮では人間が四つの身分に分かれていた。それは一生変える事は
できない恐ろしい身分制度で、奴隷の身分の人はそういう身分に嫌気が
さしていたので戦後勝手に名前を一番偉いとされる両班(リャンパン)に
変えて、ニセの家計図を作ってしまった。
だから、日本にいる在日の朝鮮半島の人は、みんな両班(リャンパン)だ。
だいたい人間に上下の身分をつけて差別するのは、間違いだ。
だから日本に住む人は日本人だろうが、何人だろうがみんな偉いのだ。
たとえば、朝鮮半島ではめかけの子供は、家計図に入れてもらえず、
人間扱いもされなかったそうだ。朝鮮半島が日本に併合されてからは
そういう差別は撤廃されたそうだ。家計図を持たない者は朝鮮半島では
人間扱いされず、犬のように見られていたそうだ。
そういう儒教のおきてに縛られていては、近代的な国を作れない。
日本は朝鮮半島を、近代化させた国だ。朝鮮半島の人は自分たちで
朝廷を倒して独立したと思っているが、そうではない。
朝鮮半島から秀吉にさらわれた朝鮮半島の陶器師たちは、日本人が
物作りの技術を持つ人々を優遇したので、結構幸せに暮らしていたそうだ。
徳川家の時代になって「朝鮮半島に帰ってもいいですよ。」と言われても、
日本の方がいいので、みんなそのまま残ったそうだ。
日本は、能力ある技術者や芸術家を大切にする。
朝鮮半島に戻ると奴隷のように扱われるので、戻りたくなかったそうだ。
在日の人々の中には日本で活躍している人がたくさんいる。
スポーツマンや歌手や芸術家は日本の宝だと思う。
日本では能力のある人は、すばらしい人だと認められて尊敬されるし
みんなに心から愛される。あんまり差別はしない国だと思う。
就職や結婚で差別があれば残念なことだし、法律で変えていかねば
ならないと思うが、戦後60年もたてば差別もかなり改善されているの
ではないか。(ヨン様が有名になって以来、かなり改善されているらしい。)
朝鮮半島が二つに分かれて悲しい過去があっても、日本に暮らして
いるかぎりは幸せでいてほしいと思う。税制などで彼らが優遇されている
のは多分、朝鮮半島が日本の領土だった記憶が昔の日本にはあって、
在日の人々も元々日本人だったので、彼らに遠慮しているからだろう。
在日の朝鮮半島の人々が戦後朝鮮半島に帰らなかったのは、
日本の方がいいからだろうし、逆にチェジュ島からどんどん日本に
入ってきたのは、日本の方が暮らしやすかったからだろう。
そう思うと、日本は彼らをおおおらかに受け入れたいい国だなと思う。
ただ、日本に住んで日本人に帰化しながら、日本の政治家になり
北朝鮮のために日本の法律を変えようとする人々がいるのは、
やっかいなことだなと思う。どこの国のために政治をやっているのだ。
また、日本人の拉致を手伝う人や金や技術を北朝鮮に送る人がいた
というのは酷い話だなと思う。
日本はいい国だけど、食い物にされているなと思う。
そういう政治的なことは、日本の政治家がちゃんとしてくれるだろう。
国民の間では、在日の人々も日本人もその他の外国人も、仲良く幸せに
暮らせるといいなと思う。犯罪の少ない、いい国であってほしい。