中国の代表が定期的にG7に参加することを求められた。
[ベルリン 27日 ロイター] 英フィナンシャル・タイムズ紙ドイツ版によると、7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の参加国は、中国の代表が定期的にG7に参加することを望んでいる。
28日付の同紙に掲載される記事の内容が27日、明らかにされた。
同紙はG7関係筋の話として、中国の参加が望まれているのは、世界の中で中国経済の重要性が増しているからだと伝えている。
あるG7関係者は同紙に「米国の巨額の貿易赤字など、世界経済の不均衡については、もはや中国抜きで意味のある議論をすることはできない」と語った。
特に、米国が中国の定期的な参加を切望しているという。
米国はこれまで中国に対し、通貨人民元を市場原理に基づいてより柔軟に変動させるよう求めて続けている。 (ロイター) - 7月28日