ATMからニセ札が出て来る中国
26日付の新聞晨報は上海市で偽札の発見が相次いでいることを伝えた。中にはATMから引き出した現金に偽札が含まれていたというケースもあるという。
新聞晨報によると、7月5日に上海市の上中路にあるATMから3000元を引き出した男性が、14日になって偽札7枚を発見した。記番号が「YH13500811」3枚、「YH13500812」2枚、「YH1350083」2枚というように重複していた。この男性はATMの管理者に問い合わせたが「機械に異常はなく、また前日である4日に監視カメラで撮影された映像を確認したが、変わったことはなかった」との回答だった。
また蘭村路にある銀行の窓口で受け取った現金からも偽札が見つかった。2カ月前に老夫婦が「退休資金」(日本の企業年金に近い制度)1800元を引き出し、窓口で受け取った。銀行の職員が偽札発見器にかけたところ警報機が作動したが、夫婦は機械の誤作動で偽札だとは思わなかった。しかしスーパーマーケットで使おうとしたところ偽札と判明した。
夫婦が最近になって銀行に問い合わせたところ、銀行は「ずいぶん時間が経過しており、監視カメラで撮影されたビデオが見つからないので調べようがない」と回答した。
このほか上海市に出張に来た男性が浦東新区の銀行で現金を引き出した。タクシーの支払い時に100元札を使おうとしたところ、すかしが不自然で偽札と判明した。銀行のフリーダイヤルに電話をしたところ、銀行側は「窓口を離れたあとのことだから、責任を負えない」と返答した。
なお新聞晨報は25日付でも上海市のATMで下ろされた現金から、偽の100元札が7枚発見されたとのニュースを報道している。(編集担当:菅原大輔)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060726-00000003-scn-cn
中国人でなくてよかった。こんなATMなら使わない方がマシ。
銀行にも預けるのが嫌になる。