ヒズボラのミサイルはイランが提供 | 日本のお姉さん

ヒズボラのミサイルはイランが提供

イスラエルと日本は、ミサイルで繋がりがある。イスラエルに打ち込まれてい
るミサイルは、イランがヒズボラに提供したものだ。イランは中国から核の作
り方を習っているし、北朝鮮の顧客である。

北朝鮮が、7発のスカッドミサイルとノドンとテポドンを発射させた時には、
北京からイラン人が数名、北朝鮮に入って発射の現場に立ち会った。

北朝鮮のミサイルは、きれいに一列に並んで海に落ちた。性能が良いというこ
とである。テポドン2号は発射後、飛ばずに海に落ちたが、1998年、テポ
ドン1号は日本列島を越えて太平洋側に落とされた。十分、東京に届くという
ことは、実証されている。(2号の失敗の原因は謎だが、改善したらまた撃っ
てくるはずだ)

北朝鮮は、核を持っていると言い、今後もミサイルを発射させるという。核実
験も行うつもりでいると考えられる。

日本としては、1993年にノドンを発射されて以来、3度目の日本に向けて
のミサイル発射事件であるから、黙っているわけにはいかない。「日本に届い
ていないからいいじゃないか」ではない。ミサイルは、十分日本に届くのであ
る。

日本は、戦後初めて、国連に北朝鮮に対する制裁決議案を提唱した。日本が

用意したのは制裁決議案だが、中国が英仏に働きかけて非難決議案に

変わった。

国連ができたのは1945年前。日本が国連に加盟したのは1956年。
国連が出来てから11年経ってようやく入れた。入ってから半世紀が過ぎた。

この間にベトナム戦争などいろいろあったが、日本が決議案を出したこと自体
1回もなかった。初めて出したのが今回の決議案で1発で通った。制裁なの

か非難なのかとこだわるよりも、50年経って、初めて出したものを通そうと頑
張るのは当然である。

北朝鮮が、アメリカに楯突く時、アメリカに対しては直接ミサイルを撃ち込ま
ず、まず、日本にノドンを撃つと思われる。韓国にはスカッドミサイルだ。
ーーー日本はアメリカに対する人質である。

一発でも東京にミサイルを飛ばされたら日本の政治、経済はガタガタになる。
北朝鮮がそんなことをしないと誰が約束できるのか。独裁者が、次に何をす

るかなど誰が予測できるのだろうか。

日本はまるで、レストランで銃口を突きつけられたのに、平気で食べたり飲ん
だりしている客のようだ。レストランの主人は知らん顔だ。銃口を突きつけら
れたのは遠くの客だから関係ないのだ。

客は、来年レストランの主人から防弾チョッキを購入すると約束している。呑
気なものだ。そのチョッキも役に立つかどうか、良くわからないシロモノだ。

日本は、自分を縛る憲法九条を改正するなり、意味をこじつけるなり、戦勝

国に押し付けられた憲法なので認めないと言うなりして、早く武装すること。

アメリカは、核を持っていないというイラクを攻めた。大量破壊兵器を持って
いないというイラクは攻めたが、核を持っているという北朝鮮は中国任せだ。
なぜ?
北朝鮮にはアメリカは興味が無いのだ。アフガニスタンやイラクで忙しいし、
日本のことはあまりかまっていられない。中国に、もっと方針を変えて北朝

鮮を管理しろと言っている。日本は、自分の国は自分で守らねばならない

のだ。

今のままでは、日本は中途半端にアメリカに管理された国でしかない。

北朝鮮が、誤ってミサイルを日本に落とした場合、日本はどう対処するつも

りか。2006年のテポドン2号は、本当は日本を飛び越え、東京近くに落ち

るはずだったのかもしれない。

平時から外国に頼りきりで、危機管理ができていない国は普通の国では

ない。

普通の国とは、自国内の治安を守り、近隣のよからぬことを企てる国から

自国を守れる国のことだ。日本も、そろそろ普通の国になるべき時期にきて

いるのではないか。

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以下は資料1~5:

―― マコーマック米国務省報道官は19日、ヒズボラとイスラエルの戦闘激
化を受け、イランとシリアにヒズボラへの武器供給をやめるよう求めた。

米メディアによると、ヒズボラがイスラエル攻撃で使うミサイル・ロケット弾
の性能は、関係者の予想を上回り、米国はその供給元とみるイランとシリアへ
の批判を強めている。

(毎日新聞) - 7月20日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000038-mai-int

――[ワシントン 20日 ロイター]
ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は20日、上院外交委員会の公聴
会で証言し、イランは今月北朝鮮が行ったミサイル発射実験に立ち会っていた
と述べた。この主張に対して、イラン側は今のところ公式にはコメントしてい
ない。
ヒル次官補は、4日の実験に1人またはそれ以上のイラン当局者が立ち会った
と述べた。
専門家は、北朝鮮はイランのミサイル計画にとって重要なパートナーとみてい
る。次官補は、イランが北朝鮮のミサイル実験に立ち会ったとの報道について
「そう理解している」とした上で、この関係が懸念されるというのは「まった
く正しい」と述べた。

(ロイター) - 7月21日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000820-reu-int

――【ニューヨーク20日共同】
国連安全保障理事会常任理事国の米国、英国、フランスは、20日、イランに
ウラン濃縮など核関連活動の全面停止を義務付け、一定期間内に応じなければ
経済・外交制裁を可能にする国連憲章7章41条に基づく制裁措置を警告する
決議案を安保理に正式提出した。

安保理筋によると、5常任理事国は決議案に大筋合意しており、来週半ばまで
に全会一致で採択される見通し。採択されれば、イラン核問題で初の決議。
イランとの経済関係が深く、当初は反対していたロシアや中国も方針を転換、
イランへの国際圧力が強まる見込みとなった。

ミサイル発射を非難する安保理決議を拒否している北朝鮮に対しても、制裁の
可能性を警告するメッセージとなりそうだ。

(共同通信) - 7月21日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000036-kyodo-int

――【ワシントン20日共同】
北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表を務めるヒル国務次官補は20
日、上院外交委員会の公聴会で、北朝鮮が協議に復帰しなければ「追加的(制
裁)措置」を関係国と検討する考えを表明。

特に中国に対し「政策の見直しが必要」と述べ、融和的な対北朝鮮政策を転換
し、制裁に加わるよう促していく方針を示した。

北朝鮮が核実験を強行すれば、中国・ロシアも「極度に深刻に受け止めるだろ
う」と述べ、事実上のレッドライン(越えてはならない一線)になると北朝鮮に
警告した。

次官補は、北朝鮮が中国の説得にもかかわらず、ミサイル発射に踏み切ったこ
となどを例に「北朝鮮はあらゆる圧力に反発するが、親密にしたり、辛抱した
りする他のアプローチもうまくいかない」との認識を示した。

(共同通信) - 7月21日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000037-kyodo-int


――「イスラエルのニュースから」
長いので、こちら ▼ のページでご覧ください。
http://chinachips.fc2web.com/repo4/047051b.html


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ニューズ ウイークを読んだら、最初のページに

「外交とは、棍棒を持ちながらおだやかに会話することなのに、

日本は今回精神的勝利を得たが、棍棒(こんぼう)も持たずに、いきりたって

何の効力があるのだ。」と、あざけったような文章が載っていて

いやになった。

棍棒、、、、。持ってないよ。