西アフリカの詐欺 | 日本のお姉さん

西アフリカの詐欺

西アフリカで生まれた“不正419”という詐欺が、世界中を荒らしている。

2005年の被害総額は30億ドルにのぼる。

2003年2月20日72歳のジリ・パソヴスキーは、引退した軍医で、プラハの

ナイジェリア大使館へ現れ、役人との会見を申し出た。守衛は彼を領事

レケラ・ワイドの部屋に通した。しばらくすると叫び声が聞こえ、銃声がした。

守衛が部屋にかけつけると、血にまみれた領事の死体があった。

ジリ・パソヴスキーは、高級官吏にさせると言ってナイジェリアの詐欺師に

騙され、財産を使い果たしたことが、がまんできなかったのだ。

彼は8年の刑を言い渡された。

詐欺の例:

いかさま師419は、信用をさせるために巧みに現状や歴史を利用する。

『わたしは、第2次世界大戦以来眠ったままのスイスの外国口座の再開に

関わっている重要人物独立委員会Icep(スイス)カート・ガステイガーと

申します。ヌマン・エクスタインとかいう人の口座を最近見つけまして、

残高は1100万ドルです。受取人はホロコーストで死亡し、相続人は

いません』

『わたしは、旧ザイールの前大統領息子のセセ・セコです。わたしの父は

1998年5月13日にローラン・デジレ・カビラによって倒され、モロッコに

亡命させられ、そこで死にました。カビラ政権は、父の財産をすべて

没収しました。スイスにある私たちの家まで競売にかけたのです』

『わたしは、マリアム・アバシャで、1998年6月8日に突然死んだ

サニ・アバシャ(ナイジェリアのかつての大統領)の未亡人です。

わたしはカナダの商工会議所で働いている義理の姉からあなたの

住所を知りました。あなたの知名度から推して、主人が遺言で残してくれた

2000万ドルを取り戻すために力を貸してくれると信じています』

などなど:


このような詐欺に関わっているアフリカ人は250,000人いると言われ、

18000人はヨーロッパに住んでいる。国際詐欺を専門とするウルトラスキャン

の調査によれば、2005年の被害額は、32億ドルで、アメリカ25%、

イギリス15%、日本とスペインが10%だ。

10年間で、詐欺の被害は、破産13,000、失職90.000、家屋の売却12,000を

引き起こした。しかし、被害者はさらに多いと思われる。

アメリカでは50,000ドル以下の被害は、詐欺とみなしていない。

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オレオレサギはアフリカが発祥地だったでしょうか・・・

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日本人も西アフリカの詐欺にひっかかっているのがおかしい。

歴史を語ればこれらのでたらめが本当の話に見えるのかしら。

ロマンにひっかかったんだね。

アメリカでは50,000ドル以下の被害は、詐欺とみなしていない?
50,000ドル以下の詐欺なら繰り返しても詐欺ではないのか。