この人たちのブログが面白かった。
そもそも国連は選挙もなく、50年以上も前に決まった常任理事国が永久的にトップに陣取っていて、拒否権というほかの国には決して与えられない特権を振りかざしている、それはそれは非民主的な組織です。改革しようといったって、これらの常任理事国がある限り、無理です。独裁組織ですがな。だいたい、戦勝国の集まりで、ろろさんが先日のコメント欄で指摘してくださったとおり、中国語では連合国と呼ばれているのです。
こんな組織では日本は中国に対して圧倒的に不利なのです。日本が国連に対してもちかける決議案や声明案など、中国は拒否権行使という一手でつぶせるわけですから(まあ、拒否権乱発すると、ひんしゅくかいますけど)。ほかの全部が賛成していても、中国だけが反対すれば終わり。多数決の法則だって通りゃしない。
国際問題を解決しようというより、これらの常任理事国を中心に、世界各国の意見を調整しているだけの組織にすぎません。期待するほうが間違っているのです。
私は今回は日本はよくやっていると思います。
日本が間違っている、おかげでこの問題は解決しない、日本は孤立するという誘導は、例によって次の政権は親中にしたいという勢力によるものにすぎないので、決して惑わされないでください。
http://oshida.exblog.jp/3807401/
朝日放送『ムーブ!』須田慎一郎さんのコーナーなかなか良い特集をやってました。題して「北朝鮮送金ルートを絶て!」。
ちょっとだけ内容を紹介すると……
北朝鮮の日本での資金源は、朝銀(朝鮮総連の傘下)、そしてパチンコ業界(日本全国のパチンコ店の3~4割は在日朝鮮人が経営。総連は約20店の直営店を持つ)。
資金(不正資金)は総連などから足利銀行を経由して北朝鮮国内の銀行に入金。貿易などの決済に使われるのだが、決済を行うマカオの銀行が、アメリカが金融制裁したために使えなくなった。
朝銀ルートは97年の13組合破綻で金融庁の監視下に置かれた。1~2年に1度金融検査を受けている。不正は難しい。
パチンコ業界ルートもパチンコ業界全体が年々衰退。店舗数、売り上げが減少。
ということで、送金ルートが壊滅的な打撃を受けてる。
そこで新たな資金調達手段。
1 万景峰号で現金持ち出し
2 複数の銀行(主に中国)を経由した迂回送金
3 西日本系暴力団を窓口にした日本での覚醒剤密輸
これら送金ルートを絶つには
「北朝鮮船舶の入港を全面禁止せよ!」by須田慎一郎
勝谷誠彦さんは「それプラス、韓国ルートもやった方がいい。北だけでなく朝鮮半島全体で考えた方がいい。盧武鉉のやり方だと、韓国に渡った日本の金が北に行く恐れがある」。
水谷建設から3~4億円が流れた件でレインボーブリッヂ家宅捜索。こちらの資金の流れも注目。
なぜわざわざNGOに家宅捜索?年間10数回も北に渡ってるから、現金持ち出しのシステムを暴くためと思われる。
「政治家の名前も出てきそうですね」と司会に振られた勝谷誠彦さん曰く、「北は準戦時状態。敵に通じてる人間をあぶり出すということをやってる。日本ではストレートにはなかなかできないが、お金の面であぶり出していく」
……てな感じでした。
ひと昔前はこんなのテレビでできませんでしたよね。総連からの抗議が怖くて。