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北朝鮮のミサイル問題で、麻生外務大臣は中国の李肇星外相と電話で会談し、北朝鮮への制裁を含む、安保理決議の採択に向けて支持を求めました。
麻生外務大臣:「日本の出している決議案に対して、賛成してもらいたい。この一点です」
会談はおよそ30分間行われ、麻生大臣は「法的拘束力がある決議案を取り下げるつもりはない」として、決議案に賛成するよう求めました。
これに対し、李外相は「日本の立場は、事態を複雑にする」と述べ、決議案には同調
できないという考えを示しました。
中国側は、拘束力がない議長声明にこだわる姿勢を変えていないため、決議案の採択に向けて、中国の対応が鍵を握っています。
我が国は、けっして中国と妥協してはならない。
もし、中国が「拒否権」を発動すれば、「北朝鮮のミサイル発射を支持した」と、国際世論から非難されるのは必至である。
最低限、「無法者国家」の味方をしたと看做されるのは間違いない。
つまり、中国が「拒否権」を発動しても、外交的には我が国の勝利になる。
国内の親中派も、さすがに「中国の行動を擁護できない」であろう。
いずれにしても、原則を貫くことが我が国の立場を強くするのである。。