中国の公務員の数は?
中国共産党中央党学校研究室の周天勇副主任は、「実質的に国家財政が賃金や福利を負担しているのは公務員だけではなく、公務員に準ずる人々もいるので、その総数は7000万人以上であり、官民の比率は1:18にも達する」と述べて、異なる見解を示している。
米国の公務員数は310万人で、官民比率が1:94というデータがあるようだが、周副主任の発言が正しいのならば、中国の1:18(役人1人に対して民間18人)は極めて高い比率と言わざるを得ない。
ちなみに、日本の公務員数はどうなっているのか。手元の資料によれば、純粋の公務員総数は約413万人で、日本の場合は国家公務員と地方公務員に分かれるが、前者は約97万人、後者は約316万人となっている。「純粋の」と書いたのは、これ以外に「隠れ」公務員と言われる公益法人や特殊法人の職員、さらにみなし公務員といわれる人達がいるそうで、これらを合わせた広義の公務員総数は約500万人だそうである。
これだと官民比率は1:23となって中国と余り変わらなくなるが、純公務員だけで考えると官民比率は1:28となる。
筆者の感覚でいうと、中国の7000万人という数字は中国共産党の党員総数とほぼ同じで少なすぎ、実質的に国家が賃金や福利を負担している広義の公務員の総数は数億人で、官民比率はもっと大きいように思える。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060629/105339/
以前わたしが中国の公務員の数をざっと数えてみたら1億人だったけど
筆者は数億人いると言っている。もっといたのか。中国人は戸籍のある人の
人数は12億人。共産党員も給料で生きているから約2億人が国からお金を
もらっている。今は都市部にいる1億人が、お金持ちになっているから、
約9億人がまだ貧乏なわけだ。都市部の中国人は、日本人よりゆとりが
ある生活をしているのに、農村の中国人は、びっくりするほど貧乏なのだ。
なぜ金持ちから税金を取って、貧乏人に分けないのか不思議。
田舎の方でも、中国共産党幹部や軍閥は大金持ちだったりする。