韓国の調査船が日本の領海に入った。
海上保安庁は5日朝、日本海で海流調査を行っていた韓国の調査船が同日午前6時41分、竹島の西北西約45キロ付近の日本の排他的経済水域(EEZ)内に入ったと発表した。
谷内正太郎外務次官は韓国の羅鍾一(ラ・ジョンイル)駐日大使を外務省に呼んで抗議し、調査中止を求めた。政府は、日韓のEEZに関する主張が重なる竹島周辺の海域で、日本も海洋調査を実施する対抗措置を行うことを決めた。
韓国調査船のEEZ侵入は、海保の巡視船が確認した。無線などで作業内容や目的を問い合わせたが、調査船は「韓国EEZ内で海洋調査を実施するので妨害しないでほしい。使用資材・器材は回答できない」と返答した。
(読売新聞) - 7月5日