北朝鮮の言い分
【ソウル=福島恭二】北朝鮮は1970年代から弾道ミサイルの開発に着手したとされ、その作業は核兵器開発と同時進行で続いてきた。
北朝鮮はこれまでも「ミサイル開発は自衛手段」などと強弁してきたが、今回も5日、「発射はわが国の自主権にかかわる問題だ」(外務省の日本担当研究員)と主張した。しかし、北朝鮮のミサイル開発は米国などを揺さぶる「外交カード」であり、同時に、中東地域に輸出して実利を得るなど、多目的に利用してきたのが実態だ。
韓国の国防白書などによると、北朝鮮は80年代に入って旧ソ連で開発された短距離弾道ミサイル、スカッドの生産を本格化させた。90年代初めにはスカッドを改良した単段式の「ノドン」の開発に成功。98年8月、「テポドン1号」の発射実験を行った後、「テポドン2号」の開発に着手した。
(読売新聞) - 7月5日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000206-yom-int
日本も自衛手段だとしてミサイルを持てばどう?