子供にウソをつけと命令する国が良い国なわけがない。 | 日本のお姉さん

子供にウソをつけと命令する国が良い国なわけがない。

【ソウル2日時事】横田めぐみさんの夫だったとされる韓国人拉致被害者金英男さん(44)の姉、金英子さん(48)は2日、韓国南西部の全州市で記者会見し、英男さんとの対面の様子などについて語った。めぐみさんの娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さん(18)に母親のことを尋ねたところ、「覚えていない」と首を横に振ったという。
 ヘギョンさんは2002年に訪朝した日本政府調査団に対し、母親との思い出を語っており、「覚えていない」との発言は矛盾する。北朝鮮当局の意向に沿った言動を行った可能性もある。英子さんはヘギョンさんがつらそうだったためそれ以上は問い詰めなかったとしている。 

(時事通信) - 7月2日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060702-00000061-jij-int&kz=int


たとえめぐみさんが死んだのが本当だったとしても、

お母さんを覚えていないわけがないだろう。


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北朝鮮拉致被害者の金英男(キム・ヨンナム)さん(45)が29日の記者会見で、「拉致でも自主的な越境でもない、偶然の出来事により北朝鮮に渡った」と主張したことについて、ほぼ同じ時期に北朝鮮に拉致された息子や兄弟を持つ他の被害者家族は「あきれてものも言えない」と口をそろえた。

 金さんと同じ月に西海岸で拉致された洪建杓(ホン・ゴンピョ)さん(当時忠清南道天安商業高校3年)の弟、ホン・グァンピョさん(39)は30日、本紙との電話インタビューで「話している姿を見て、本当に話にならないと思ったが、一方で『あのようにしか話せない状況なんだな。そんなところで28年を生きてきたんだな』と思うと心が痛んだ」と話した。


 1977年8月に西海岸で拉致された崔承民(チェ・スンミン)さん(当時平沢テグァン高校2年)の父、チェ・ジュンファさん(77)も「さも自分が望んだことのように話している姿を見て、北朝鮮がどれほどの仕打ちを行ってきた末にあんな風になるのかと思わざるを得なかった」とし、ため息をついた。


 一方、被害者の家族らは今回の対面で、韓国政府が今後拉致問題について北朝鮮の一方的な主張に引き回されるのではないかとの憂慮を示している。


 ホン・グァンピョさんは「今や北朝鮮は『本人が拉致ではなく自主越境だと言っているではないか』と言い逃れ、拉致問題に幕引きを図ろうとしているのかもしれない」とし、「国際問題として訴えていくべき問題に韓国政府が軽はずみな対応をとり、北朝鮮を助けることになってしまっうのではないかと心配だ」と話した。


 同じく1977年に西海岸で拉致された李民教(イ・ミンギョ)さん(当時平沢テグァン高校2年)の母キム・テオクさん(75)は「日本でも、北朝鮮がこの問題をうやむやにしようと対面を許可したものと分析しているではないか」とし、「金英男さんがああ言ったとしても、むしろ韓国政府の人間は立ち上がって「そう言わせているだけだろう、なんでそんなことをするんだ」と指摘すべきではないか!」と声を荒げた。


 金英男さんが群山仙遊島海水浴場で行方がわからなくなった1978年を前後し、西海岸一帯の海水浴場ではほぼ1年おきに合わせて5人の高校生が北朝鮮に拉致された。


 1978年8月には金英男さんと洪建杓さん、李明雨(イ・ミョンウ)さん(当時忠清南道天安農業高校3年)が、さらに1年前の1977年8月には崔承民さんと李民教さんが拉致された。このうち金英男さんの消息だけが、今回公式に確認された。


 1978年に紅島海水浴場に遊びに行ったまま行方がわからなくなった李明雨さんの家族は、今でもメディアとの接触を徹底して避けている。


タク・サンフン記者 ソン・ジョンミン記者  朝鮮日報 2006・7・1

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2148941/detail?rd