今後も中国に外国企業が来ると断言。
[北京 28日 ロイター] 中国政府直属のシンクタンクである国務院発展研究センターのシニアエコノミストは、同国の貿易黒字があと10年高い水準を続ける、との認識を明らかにした。その理由として、製造拠点を中国に移す動きが世界的に継続するため、と指摘している。
人民日報国際版のウェブサイトに掲載された記事で、張小済・研究員は、貿易黒字は中国にはコントロールできない海外要因の結果と主張。
ただ一方で、中国人民銀行(中央銀行)は、金融政策のコントロールのために必要ならば、人民元の1日の許容変動幅を拡大するという選択肢もある、ともし、「元の上昇については、本当に必要ならば、変動幅を広げることも可能だ。為替相場は市場調整メカニズムであり、元が自律的に上昇するのは、必ずしも悪いことではない」との見解を示した。
そのうえで張小済氏は、経済政策の目標は一般的に言って、経済成長を安定的に保つことであり、輸出を抑制することではない、と述べた。
人民日報国際版のウェブサイトに掲載された記事で、張小済・研究員は、貿易黒字は中国にはコントロールできない海外要因の結果と主張。
ただ一方で、中国人民銀行(中央銀行)は、金融政策のコントロールのために必要ならば、人民元の1日の許容変動幅を拡大するという選択肢もある、ともし、「元の上昇については、本当に必要ならば、変動幅を広げることも可能だ。為替相場は市場調整メカニズムであり、元が自律的に上昇するのは、必ずしも悪いことではない」との見解を示した。
そのうえで張小済氏は、経済政策の目標は一般的に言って、経済成長を安定的に保つことであり、輸出を抑制することではない、と述べた。
(ロイター) - 6月28日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060628-00000053-reu-bus_all