不透明な中国軍事費
北京26日傍示文昭】自衛隊と人民解放軍の若手幹部が交流する「第6回自衛隊佐官級訪中団」の一行として訪中している石破茂元防衛庁長官が26日、北京で記者会見し、「軍事的脅威」と指摘される中国の軍備と軍事費について「脅威とかそうでないとか、不透明とかそうでないとか論じても意味がない。肝心なのは軍備を実際に見学し、軍事費の内訳を知ることだ」と指摘し、今回の訪中で「軍事予算の組み立てがどうなっているのか、何か知見が得られればと思う」と述べた。
石破氏はまた、中国の軍事費に関して「スウェーデンの発表によると、中国の兵器輸入額は世界一だが、この輸入額については軍事費にカウントされていないという説がある」とも指摘。こうした予算の項目を「一つひとつを詰めなければ全容は分からない」と話した。
石破氏ら一行は7月6日まで中国に滞在し、北京軍区の戦車第6師団や南海艦隊湛江基地などを視察する。
=2006/06/27付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 6月27日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060627-00000003-nnp-int
視察して、何か分かるのかな?
昔、清国が日本に軍艦を見せびらかしに来た時、中国人乗り組み員が
大砲の筒に洗濯物を干していたので、当時の日本の軍人は清国は
脅威ではないと確信したそうだ。
中国共産党は、そんなことはしていないだろう。