北朝鮮は、ニセ札ニセタバコを作るより、国を改革した方が儲かるのに。
中国に、北朝鮮が経済の扉を開くのを待ち焦がれている街がある。遼寧省丹東。鴨緑江を挟んだ対岸の北朝鮮・新義州(シンウィジュ)をのみ込むように高層ビルの新築が進む。今年1月の金正日(キムジョンイル)総書記訪中で「新義州開発は間近」の情報が飛び交い、この国境の街に熱い視線が注がれている。【丹東で西岡省二】
丹東は人口約240万人。老朽化した低層住宅が点在する新義州とは対照的に、20階建て以上の新築ビルが林立する。「夜になると、電気不足の新義州から明かりが消え、丹東が派手に輝く。まるで新義州を照らしているようだ」(地元喫茶店経営者)と比喩(ひゆ)される。
丹東は新潟県や韓国仁川(インチョン)などと海路で結ばれ、内陸の黒竜江省や吉林省につながる物流拠点として注目されてきた。中国政府は92年、鴨緑江沿いの市街地23.6平方キロを国家級開発区に指定し、外資を引き込む一方、北朝鮮貿易のための環境も整えてきた。
そこに今年、金総書記の中国経済視察という大きな要素が加わった。「北朝鮮が新たな経済改革に踏み切り、新義州近くの緋緞島(ピダンソム)(平安北道(ピョンアンプクド))が金融拠点になる」「韓国人も訪問可能だ」。多くの情報が北朝鮮側から伝わり、丹東で不動産などの投機熱が高まっている。
新義州は、物価などを改定した02年7月の経済改革直後、特別行政区として開放されることが決まったが、その後、行政区長官が中国当局に税金滞納を理由に逮捕され、頓挫した経緯がある。
総書記訪中後、丹東に進出した韓国人は「これで丹東は北東アジアの拠点だ」(姜勲烈(カンフンヨル)丹東韓国人会会長)と期待を募らせる。新義州の「門」が開き、南北縦断鉄道が運行されれば、韓国は「陸の孤島」でなくなる。その際、丹東がまさに「ユーラシア大陸の玄関口」となるのだ。姜会長によると、丹東の外資の4割が韓国だ。
一方、丹東を足場に北朝鮮側に入って商機をうかがうのが中国の朝鮮族。その代表格、丹東東方物流有限公司の張太洙理事長は、北朝鮮農業省高官に新義州開放時の卸売市場への投資話を持ちかけ、今年4月、市場運営権に関する契約を勝ち取った。「将来、中国の物資が新義州を通って大量に平壌に向かう。だが、まともな道はない。狙いは道路工事だ」。張理事長には北朝鮮の需要を計算した投資は必ず利益を生むという確信がある。
丹東-新義州間には今も橋があるが、もう1本国境の橋の新設計画がある。中国側は設計を完了し、北朝鮮側の最終決裁を待っている。今年の中国の全国人民代表大会(全人代)では、北朝鮮の経済開放を前提とした「中朝友誼(ゆうぎ)経済特区」として丹東を発展させる構想も提出された。
夢は広がるが、果たして北朝鮮は本当に経済改革に踏み切るのか。中国国務院発展研究センター朝鮮半島研究室の李敦球研究員は「北朝鮮指導部は経済の改革・開放の必要性を痛感し、中国の方法を学んできた。それには資金と技術が必要で、結局は日米との関係改善が不可欠だ。国際情勢の変化をにらみながら改革を模索している段階で、特区などの話は大半が推測だ」と慎重だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060624-00000022-maip-int
テポドンを撃ったら、また北朝鮮は他より遅れた国になるんだよ、きっと。
それより、経済特区を作って、韓国企業や日本企業を呼び込めば
犯罪を国家事業とするより、ずっと儲かるのに!
そのためにも、早く拉致した日本人を日本に里帰りさせてはどうか。
返したくないなら、日本人の親を、北朝鮮で娘に会わせるようにしたら
いいのに。もう拉致したことは、バレているんだからさ。