その優しさを日本に向けないのか?
アフリカ歴訪中の温家宝・首相は22日、タンザニアのキクウェテ大統領と会談し、同国の資源開発などへの投資を加速する方針を表明した。23日付で新華社などが伝えた。
温首相は会談の席で、中国企業にタンザニアへの投資を増やすよう促し、インフラ整備や資源開発などの分野で協力を進めていく意向を明らかにした。また「タンザニアからの輸入を促進するために関税の引き下げなどの優遇措置をとるつもりだ」と述べた。これに対してキクウェテ大統領は「中国との貿易や経済的なつながりを拡大したいので、中国企業の投資は大歓迎だ」と答えた。
また欧米メディアを中心に「中国が天然資源を目的にアフリカに接近している」といった指摘がなされているが、温首相は「最近、中国とアフリカの関係を誤って議論しているケースが見られる」「中国はアフリカにとって心から信頼できる友人である。中国とアフリカの関係は平等互恵に基づいている」と反論した。キクウェテ大統領も「中国の発展がアフリカの脅威となっていると主張する人がいるが、アフリカの人々は同意しない」と述べた。
このほかに温首相は中国がタンザニアの農業模範センターの建設を支援することや、抗マラリア薬を製造する合弁企業の立ち上げを検討することも伝えた。(編集担当:菅原大輔)
(サーチナ・中国情報局) - 6月23日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060623-00000005-scn-cn&kz=cn
中国は分かりやす過ぎるんだよ!