バイオブタノール
カンザスシティー(米ミズーリ州) 20日 ロイター] 米化学大手デュポン<DD.N>と英石油大手BP<BP.L>は20日、輸送用バイオ燃料の開発で提携すると発表した。この燃料はバイオブタノールと呼ばれ、温室効果ガスの排出削減や石油依存の軽減に役立つと期待されている。折半出資による提携で、まず来年英国で生産を開始する計画。
アソシエーティッド・ブリティッシュ・フーズ<ABF.L>子会社のブリティッシュ・シュガーと協力し、英ウィッシングトンにある同社のエタノール発酵工場を転用、てん菜から年間3万トンのバイオブタノールを生産する。
開発の第2段階では、2010年から生産規模を拡大する。
バイオブタノールはサトウキビやてん菜、トウモロコシ、小麦などの普通作物から精製でき、自動車を改造せずとも従来のバイオ燃料より高い濃度でガソリンに混入できる可能性を秘めている。また、デュポンの関係者によれば、既存の燃料用パイプラインを利用可能で、排出ガス削減や燃費向上も望めるという。
(ロイター) - 6月21日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060621-00000183-reu-int
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