中国は、2030年には石油消費量が2003年の3倍になる予定。
ワシントン 20日 ロイター 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は20日、中国の石油消費量が2030年までに2003年のほぼ3倍に増え、世界需要の約13%を占めるようになる、との見通しを示した。
EIAが、毎年まとめている国際エネルギー見通しを基に試算した。中国の石油消費量は、2003年に日量560万バレルだったが、2030年は同1500万バレルになる見通し。需要の伸びは平均で年3.8%と、一地域・国としては過去最高を記録するとみている。
EIAでは、中国は世界2位の石油消費国であり続けるが、1位の米国との差は大きいと予想。米国については、2030年までの需要伸び率を1.2%程度、2030年の消費量は中国のほぼ倍に相当する日量2760万バレル、世界需要に占める割合は約23%とみている。
中国は、急増する石油需要の大半を中東の石油輸出国機構(OPEC)加盟の産油国から調達すると予想。
2030年の中国のOPECからの石油輸入量は日量約840万バレル、うち69%が中東の加盟諸国からの輸入になると試算している。
(ロイター) - 6月21日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060621-00000120-reu-int
2030年には、日本の分はあるのか?