未成年が4人殺せば死刑という古い慣習を変える。
山口県光市で99年に起きた母子殺害事件で、殺人罪などに問われた当時18歳の元少年(25)の上告審で、最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長・上田豊三判事代読)は20日、死刑を求めた検察側の上告を認め、広島高裁の無期懲役判決を破棄、審理を高裁に差し戻した。最高裁が無期懲役判決を破棄・差し戻したのは99年11月の広島老女強盗殺人事件の判決以来、3例目。差し戻し後に死刑が言い渡される公算が出てきた。
1、2審判決によると、元少年は99年4月14日、光市の会社員、本村洋さん(30)方で、妻の弥生さん(当時23歳)を暴行目的で襲い、抵抗されたため手で首を絞めて殺害、傍らで泣き続けていた長女夕夏ちゃん(同11カ月)を床にたたきつけたうえ、絞殺した。【木戸哲】 2006・6・20
http://news.ameba.jp/society/20060620154009/20060620k0000e040100.html
罪も無い他人の可愛い奥様をレイプ目的で、水道工事人を装って
部屋に入り込み、殺害してから死体を犯し、うるさく泣くからという理由
で赤ちゃんを床に叩きつけて首を閉めて殺した。そうしてひとつの幸せな
家族を壊し、二人の人間の可能性を永遠に閉ざし、残されたご主人の
人生をめちゃくちゃにしておきながら、その男が死刑にならないなら、
日本の良心はどうかしている。
4人なら死刑で2人なら死刑でない理由は、慣例が無いからだと言わ
れたご主人が、
そんな慣例を変えたいと、ひとりで戦っている。可愛い奥様と子供と
一緒に写った幸せそうな家族の写真を掲げて。