上海6は日本の国連常任理事国入りに反対。
上海協力機構(SCO)は15日、上海での首脳会議で採択した「SCO5周年宣言」で、国連安保理改革に言及。「期限を設定したり、(加盟国が)激しく対立する改革案を強硬に表決すべきではない。次期事務総長はアジアから選出すべきだ」と主張した。安保理常任理事国入りを目指す日本をけん制したものといえる。
(毎日新聞) - 6月15日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060615-00000094-mai-int
【ニューヨーク15日共同】パキスタンのアクラム国連大使は15日の記者会見で、インド政府がタルール国連広報局長(事務次長)を次期事務総長候補として擁立することについて「インドが(近い将来の)安全保障理事会常任理事国入りをあきらめ『次善の策』を選んだことを示している」と述べた。
事務総長は常任理事国を除く国から選ばれるのが慣例。常任理事国拡大に反対する「コンセンサス(総意)グループ」の有力国であるパキスタンには、日本などと「G4」を結成し常任理事国入りを目指したインドの「挫折」を宣伝する狙いがあるが、インドは反発するとみられる。
(共同通信) - 6月16日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060616-00000032-kyodo-int