中国の天然ガスを使って動く船 | 日本のお姉さん

中国の天然ガスを使って動く船

中国ではこれまでに2隻のLNG(液化天然ガス)船が建造されてきたが、2008年までに新たに5隻が造られる計画だという。12日付で新華社が伝えた。

 LNG船を建造したのは上海滬東中華造船(集団)有限公司。12日には積載容量が14.7万立方メートルの2隻目(写真)が完成した。LNG船は天然ガスを摂氏マイナス163度で輸送するなど高い技術が要求されることから、日本、韓国、ヨーロッパなどで建造されるにとどまっていた。

 滬東中華造船は広東省や福建省の企業などと5隻の建造契約を締結。今後5年にわたって、半年に1隻のペースでLNG船を造る予定。

 島国の日本では天然ガスをパイプラインで輸入することが困難であるため、天然ガスを冷却・液化し、専用タンカーで輸送する方法が一般的に用いられてきた。折からの原油高でLNGの輸送コストがこれまでほどは問題にならなくなったことや、天然ガスの二酸化炭素発生量が石油と比べて75%程度で、環境にやさしいことなどから中国はLNGの確保に積極的に動いている。(編集担当:菅原大輔)

(サーチナ・中国情報局) - 6月13日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000009-scn-cn&kz=cn


「折からの原油高でLNGの輸送コストがこれまでほどは問題にならなく

なった。」日本にも天然ガスがあったのに、全部中国に横から吸われるのを

指をくわえて見ていないといけないの?