海豚(日本語でイルカのことらしい。)
【北京=福島香織】中国の上海と浙江省杭州を結ぶリニアモーターカー(超電導磁気浮上式鉄道)建設計画の雲行きが怪しくなってきた。中核技術を担うと期待されているドイツのメルケル首相が、シュレーダー前政権時代とは打って変わって中国側からの技術移転要求に抵抗しているためだ。2010年の上海万博までの完成が期待されていたが、目標までの完成はおろか、計画自体の実現性を危ぶむ声も出ている。
「上海-杭州リニア」(全長175キロ)は、上海国際空港と市内を結ぶ上海リニア(空港線)に続く中国で2本目の商業リニアになる予定で、第11次5カ年計画にも盛り込まれた国家プロジェクト。3月に国務院で批准されて、浙江省当局は当初、今年末着工と発表していた。
報道を総合すると、中国側は交渉で、合資企業を設立し、部品や設備の大部分を中国側が現地生産し、ドイツ生産部分を10%以下に抑える第1案と、ドイツ側に技術使用料を支払い中国がすべて自前で建設する第2案を提示。ドイツ側は技術移転につながる中国案を基本的に拒否しており、第2案を選択するにしても、中国側がとても受け入れられない高額な技術使用料を提示している。
ドイツが厳しい姿勢に転じた背景には、7月に試運転が予定されている中国産リニア「海豚」(最高時速500キロ、成都航空機工業製造)への上海リニアの技術漏洩(ろうえい)疑惑浮上など、中国の知的財産権侵害への警戒があるとみられている。
国営新華社通信はメルケル首相が5月下旬に中国を訪問した際に「ドイツの技術を中国に移転することで合意した」と報道したが、ドイツの態度硬化に中国側もいらだち、「絶対建造せねばならぬものではない」と計画撤回を容認する声も出ている。中国経済紙「21世紀経済報道」は最近、ドイツ側が強硬姿勢を示し、交渉が決裂する可能性があると指摘した。
中国側は、大連に独自設計のリニアモーターカー(最高時速約540キロ)のテストコース3キロを年内にも着工すると発表し、独自開発の方向も探っているが、道程は遠いとみられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060612-00000002-san-int
中国産リニアの名前が海豚という名前にびっくり。
海辺で遊ぶ豚のことかと思ったら、イルカのことらしい。
でも、名前に豚が付くというのにびっくり。
中国では豚は悪い意味は無いらしい。
日本に来て、太った中国人留学生に、他の中国人が
「ブタみたいだわ~。」と、褒めているのを聞いたことがある。
ドイツ人は海豚への上海リニアの技術漏洩(ろうえい)疑惑が浮上した
ので中国に嫌気がさしたのだろう。
ドイツ人の方が、日本人よりしっかりしている。
日本人は、新幹線の技術を安く中国に売っているもんね。
その内、中国は安い新幹線(日本の技術で作った物)を外国で
売り出すんだよ。何の苦労も無く、日本の技術を安く手に入れて
中国の技術のような顔をして、売るんだよ。ちょっと、くやしい。
中国は外国製の普通のPCのソフトを購入する時でも、技術を全部
よこせと言うそうだ。そうでなければ買わないというそうだ。