なぜ蛇頭という名前がついたのか?
「蛇頭」考
白石和良(農業総合研究所海外部長)
中国からの密航者は、相変わらず盛んであり、その結果、「蛇頭」という言葉に接する機会も、相変わらず多い。
ところで、密航斡旋組織である「蛇頭」に関して、矢吹晋教授は、「蛇頭」の英訳は「スネーク・ヘッド」と訳すのは誤訳であり、「ヘッド・スネーク」と訳すべきだとする高木誠一郎教授の説を紹介するとともに、この高木説に賛意を表しておられる。そして、両訳の差を「スネーク・ヘッド」は「蛇のアタマ」の意味であり、「ヘッド・スネーク」はヘッド・マスター(校長)と似た形で「オカシラの蛇」、即ち「首領さま」の意味になるとしている(『蒼蒼』第七三号参照)。
しかしながら、「蛇頭」を「ヘッド・スネーク」、即ち、密航斡旋組織のボス(「首領さま」)の意味と理解して、「蛇頭」に関する中国語の文章を読んでいると、その文章の意味が釈然としないことがある。こうしたことが重なると、「蛇頭」の意味を密航斡旋組織の「首領さま」と解釈するのは、果たして正しいのかという疑問が生ずることとなる。
本稿はこうした疑問から、「蛇頭」の意味を再検討しようとするものである。
一、「ヘッド・スネーク」説では釈然としない経験
「蛇頭」を「ヘッド・スネーク」、即ち、「オカシラの蛇」、さらに言えば密航斡旋組織の「首領さま」の意味と理解していると、中国語の文章の解釈としては釈然としないことにぶつかると右で述べたが、そこで、先ず、そうした経験を紹介しよう。
事例一
「人民日報」(九五年一月一六日)の記事は、「辺防部隊」の密航取締り状況を次のように伝えている。
- 「一九九四年、全国公安辺防部隊共査獲偸渡人員六八三八名、抓獲内外“蛇頭”二〇〇名余」(一九九四年、全国の公安辺防部隊は密航者を合計六八三八名逮捕し、また、内外の“蛇頭”二〇〇名余を逮捕した)
右の文章の中の「蛇頭」を密航斡旋組織の「首領さま」の意味とすると、一人の「首領さま」が扱っている密航者の数は、平均で三〇~四〇名程度である。少な過ぎるのではないかと言う疑問が先ず生ずる。さらに、「首領さま」は密航者より捕まるのは遙かに少ないはずである。そうだとすると、一人の「首領さま」の扱っている密航者の数は更に少なくなるのである。
事例二
「解放日報」(九五年八月二四日)の密航者逮捕に関する記事は次のようである。
- 「于八月一七日在温州機場安検和民航公安分局的配合下、一挙抓獲包括四名“蛇頭”在内的一八名偸渡人員」(八月十七日、温州飛行場で安全検査部門と中国民航の公安分局の協力によって、四名の“蛇頭”を含む十八名の密航者を逮捕した)
この事例では、十四名の密航者に四名もの密航斡旋組織の「首領さま」が同行していることになるが、こうしたことは極めて不自然である。
事例三
「中国信息報」(九六年五月一〇日)はベトナムからの密航者に関して次のように伝えている。
- 「去冬的一天夜里、一名中国“蛇頭”和一名越南“蛇頭”相互勾結、領着六名二十来歳越南姑娘従某辺境小道潜入中国境内」(昨冬のある日の夜、一名の中国の“蛇頭”と一名のベトナムの“蛇頭”が結託して、六名の二十歳位のベトナム娘を連れて中越国境の小道から中国領内に潜入した)
この事例では、一名の中国人の「首領さま」と一名のベトナム人の「首領さま」が直々にお出ましになったということになるが、「首領さま」が部下も連れずに単独でこうした危ない橋を渡るのは非常に不自然である。
さらに同記事には次のような下りもある。
- 「半路上、両“蛇頭”又将・們身上的銭全部騙去、其中三名遭到“蛇頭”強姦」(途中、二名の“蛇頭”は彼女たちの持っていた金銭をだまし取り、彼女たちの三名は“蛇頭”に強姦された)
商品とも言うべき契約者(=密航者)に手を出すのは「首領さま」の行為としては相応しくない行為である。そもそも商品に手を出すような輩は、「首領さま」にまでは到達しえないで、三下程度で終わるのが普通である。麻薬の売人が麻薬に手を出すようなものであり、そのような売人は偉くはなれないのである。
二 辞書に見る「蛇頭」の解釈
1.各種の辞書の解釈
以上のように、“蛇頭”を「ヘッド・スネーク」、即ち、密航斡旋組織の「首領さま」の意味であると理解していると、釈然としないことが多いのである。
そこで、辞書に当たってみたが、その結果は次のようである(注:傍線は筆者)。
(1)『中国民間方言詞典』(段開〇(金+辛)、南開出版公司、九四年)
- 「蛇頭 幇助大陸人偸渡香港的人」(蛇頭 大陸の人が香港へ密航するのを助ける人)(注:使用範囲として、香港、澳門、広州を挙げている)
(2)『漢語新詞詞典』(王均熙、漢語大詞典出版社、九三年)
- 「蛇頭 黒社会組織中帯人偸渡越境以獲取銭財的人。参見“人蛇”」(蛇頭 暗黒社会の組織のなかで、人が密航、越境するのを導いて、金銭財物を得る人。“人蛇”を参照のこと)
そこで、“人蛇”を引き、さらに関連用語を引くと次のようである。
- 「人蛇 偸渡越境的人。也称“蛇客”」(人蛇 密航、越境する人。また、“蛇客”とも言う)
「蛇客 即“人蛇”」(蛇客 即ち“人蛇”である)
「蛇船 運送偸渡者的船」(蛇船 密航者を輸送する船)
(3)『俚語隠語行話詞典』(上海辞書出版社、九六年)(注:以下では、「蛇頭」以外の関連語も併せて引いておく)
- 「蛇頭 香港黒社会指組織偸渡的人」(蛇頭 香港の暗黒社会で使われる言葉で、密航を組織する人を指す)
「蛇 ③港、澳黒社会指偸渡去港、澳的人」(蛇 ③香港、澳門の暗黒社会で使われる言葉で、香港、澳門へ密航する人を指す)
「蛇人 香港黒社会指偸渡者」(蛇人 香港、澳門の暗黒社会で使われる言葉で、密航者を指す)
(4)『隠語行話黒話秘笈釈義』(孫一冰、首都師範大学出版社、九三年)
- 「蛇頭 組織偸渡的人。香港語」(蛇頭 密航を組織する人。香港語)
「蛇人 偸渡的人。香港語」(蛇人 密航する人。香港語)
「蛇 ②偸渡到港澳地区的人。港澳黒社会組織用語」(蛇 ②香港、澳門へ密航する人。香港、澳門の暗黒社会の用語)
(5)『語海・秘密語分冊』(李欣、上海文芸出版社、九四年)
- 「蛇頭 香港犯罪集団。蛇:偸渡入境者。指将大陸偸渡者引進港地的犯罪集団頭目」(蛇頭香港犯罪集団の用語。蛇:密航して入境する人のこと。(蛇頭は)大陸の密航者を手引きして香港へ入境させる犯罪集団の頭目を指す)
「蛇 ②香港黒社会。指偸渡入境者」(蛇 ②香港の暗黒社会用語。密航して入境する人を指す)
「蛇客 香港黒社会。指非法入境者」(蛇客 香港の暗黒社会用語。違法入境者を指す)
「蛇竇 香港黒社会。蛇:偸渡者。指窩蔵非法入境者的場所」(蛇竇 香港の暗黒社会用語。(蛇竇は)違法入境者を隠す場所を指す)
2.各種の辞書の解釈の小括
右の五種類の辞書の解釈をまとめると次のようになろう。
- 1「蛇頭」=密航の手引き者、組織者。
ただし、右の(5)の『語海・秘密語分冊』だけは、「蛇頭」に「首領さま」の意味を付与しているが、これが誤りであることは後で検討することとしたい。
なお、密航先は、①香港に限定、②香港と澳門に限定、③場所は限定しない、の三種類に別れているが、これは言葉の意味を考える場合の本質的なことではない。
- 2「蛇」=密航者。
3「人蛇」=密航者。
4「蛇客」=密航者。
5「蛇人」=密航者。
6「蛇船」=密航者を輸送する船。
7「蛇竇」=密航者を隠す場所。
以上を通観して気づくことは、「蛇」とは、本来、密航者の意味であることである。それは、「蛇」と言う言葉それ自体の解釈として、密航者と言う意味が与えられているばかりではなく、密航者(蛇)を運ぶ船だから、その船は「蛇船」と呼ばれ、密航者(蛇)を隠す場所だから、その場所は「蛇竇」と呼ばれていることからも確認できる。
以上のことをもう一度確認しておこう。「蛇」の単独使用を初めとして、密航関係の言葉である「蛇頭」、「人蛇」、「蛇客」、「蛇船」、「蛇竇」の中で使われる「蛇」は密航者そのものの意味であることである。さらに言えば、「蛇」には密航斡旋者の意味は無いのである。つまり、「蛇頭」と言う言葉は、密航斡旋者の意味であるが、「蛇頭」の中の「蛇」には、密航斡旋者の意味は無いということである。
三、何故密航者を「蛇」と言うか
右のように、「蛇頭」と言う言葉の意味は密航斡旋者であるが、「蛇頭」と言う言葉の中の「蛇」には、密航斡旋者の意味は無く、密航者の意味しかないが、そこで問題になるのは、何故、そのようなことになるのかである。
この問題に入る前に、密航者を何故「蛇」と言うのかを考えてみよう。
「人民日報」(九七年五月二四日)は、このことを次のように説明している。
- 「蛇、昼伏夜出、一日数驚。偸渡人員以及他們的組織者、由于行動詭秘、四処竄伏、酷似蛇類、故以被人們称為“人蛇”和“蛇頭”」(蛇は、昼は寝て夜出歩き、警戒心が非常に強い。密航者と彼らを組織している者は、その行動が隠密で、あちらこちらに潜み、蛇類に似ているので、人々から“人蛇”や“蛇頭”と呼ばれる)
この説明で、密航者が「蛇」(=“人蛇”)と呼ばれる理由は明白であろう。ただし、密航斡旋者(右の例文では「彼らを組織している者」)が「蛇頭」と呼ばれる理由ははっきりとは説明されていない。
四、何故密航斡旋者を「蛇頭」と言うのか
そこで、次に考えなければならない問題は、密航斡旋者が何故「蛇頭」と呼ばれるかである。
この問題を解く第一のヒントは、最近、良く使われる「龍頭」と言う言葉である。例えば、「上海は長江経済圏の“龍頭”である」とか、「農業の産業化推進には“龍頭企業”を確保することが必要である」等と使われている。これらの例での「龍頭」を「蛇口」や「自転車のハンドル」の意味で理解していると、これらの文章の意味は全く通じないのである。
こうした意味で使われる「龍頭」を『現代漢語詞典 修訂版』(中国社会科学院語言研究所詞典編輯室、商務印書館、九六年)は次のように説明している。
- 「龍頭 ①比喩帯頭的、起主導作用的事物:~企業」(龍頭 ①先導し、主導 的機能を果たす事物の比喩。例=龍頭企業)
第二のヒントは、中国の「蛇無頭不行(蛇は頭がなければ行動できないの意味)」(『漢語詞典簡本』、商務印書館〔香港:筆者注〕、三七年初版)と言う諺の存在である。
以上の二つのヒントを前提として、推論を進めよう。密航者(または密航希望者)と言うものは、ただただ密航したいだけで、どうしたら良いのかは全く分からないのが普通である。こうした密航者(=蛇)には「頭」(頭脳)が必要であり、その「頭」の役割を果たす密航斡旋者を「蛇頭」と呼ぶのは、自然の成り行きであろう。
このように推論した結果、密航斡旋者を何故「蛇頭」と呼ぶかは明らかになった。そこで、前記二の2の(1)で積み残した問題を検討しよう。前掲『語海・秘密語分冊』は、「蛇頭」を「大陸の密航者を手引きして香港へ入境させる犯罪集団の頭目を指す」としているが、右で見たように、「蛇」(=密航者)の頭脳の機能を果たすものが「蛇頭」であり、それは一人の人間であっても、グループの数人であっても、組織体であっても良いのである。つまり、「蛇頭」という言葉は機能に着目している言葉であって、機能を果たす主体については限定を加えていないのである。「蛇頭」を「犯罪集団の頭目」に限定することは、機能を果たす主体に対して勝手に限定を加えていることであり、それがこの解釈を誤りとする所以である。
また、「蛇頭」を「密航斡旋組織」と訳すのは厳密に言えば誤りとすべきである。この訳語の誤りは、「組織」と訳している点である。右で述べたように、本来、密航を斡旋するのは、一人でも良いはずであり、「密航斡旋組織」と訳してしまうと、一人で密航を斡旋する者は「蛇頭」では無くなってしまうからである。ただし、「密航斡旋組織」を「蛇頭」の範疇に入れることは誤りではない。それは、繰り返しになるが、「蛇頭」の機能を果たすものは、一人であっても、グループであっても、「首領さま」をトップとする組織であっても「蛇頭」と呼ばれる資格があるからである。その内の一つだけを取り出すと誤りになるということである。この点は、密航者である「蛇」についても同様である。長蛇の列をなすほど多数の密航者でないと「蛇」と言わない訳ではなく、一人の密航者であっても「蛇」であることには変わりはないのである。
まとめのために贅言しておくと、「蛇頭」は物体としての「蛇のアタマ」の意味であり、機能的には「密航者の頭脳」の意味である。言葉の用法からすれば、「蛇頭」は「羊頭狗肉」の「羊頭」と同じである。「羊頭」は羊の頭そのものであって、それ以上の意味はないし、したがって、「羊頭」であるか、「頭羊」であるかを議論する人もいないであろう。「蛇頭」についても同じことが言えるのである。
五 従来の「蛇頭」解釈の検討
1.高木・矢吹両氏の説
前述のように高木・矢吹の両氏の説は、「蛇頭」の英訳を「スネーク・ヘッド」ではなく、「ヘッド・スネーク」にすべきであるとしている。その理由は、「蛇頭」は「オカシラの蛇」の意味であるからとしている。結論から言うと、この説は誤りである。そして、この説の誤りの根源は、「蛇」を密航斡旋者としていることである。その結果、「蛇頭」を「ヘッド・スネーク」と訳すべきとする主張の展開となったと思われる。しかしながら、これまで検討してきたように、「蛇頭」は密航者である「蛇」の頭脳であるとの主旨での「蛇のアタマ」の意味であって、「スネーク・ヘッド」としか訳しようが無いのである。
ところで、「蛇頭」を「ヘッド・スネーク」と訳すべきだとの説を香港人が聞いたらどう思うであろうか。彼らの思考の中では、「スネーク=蛇=密航者」となっているはずである。そうすると、彼らは「ヘッド・スネーク」と聞くと、「密航者のリーダー」とか、「密航者のオカシラ」の意味に受け取ることになるはずである。一度香港人の意見を聞いてみたいものである。
2.徳岡仁氏の説
徳岡氏は『中国情報用語辞典一九九六─九七年版』(蒼蒼社、九六年)で、「蛇頭」の語源について、「一説によれば、一度食らいついたら離れず、不気味な存在であることから命名されたといわれている」としている。この説も誤りである。理由は、「蛇」を密航者ではなく、密航斡旋者と理解しているからである。
3.『中国語大辞典』(角川書店)の説
この辞典は、「蛇頭」の意味を「香港への水路での密航を取り仕切る人」としている。意味の解釈としては、若干狭い気がするが間違いはない。若干狭いと感ずるのは、「水路」での密航に限定しているからである。ただし、この解釈では、「蛇頭」の「蛇」を密航者と考えているのか、密航斡旋人と考えているかは不明である。
4.莫邦富氏の説
莫氏は『変貌する中国を読み解く新語事典』(草思社、九六年)で、「蛇頭」に「密航斡旋ブローカー」の訳語を当て、その説明として、「密航に関して主導的な役割を果たす者たちが、蛇頭、スネークヘッドと呼ばれる。ぞろぞろと、まさに「長蛇の列」をなして海外へ向かう「人蛇」たちの、まさに先頭に立っているという意味である」としている。大筋としては妥当な説明であるが、厳密に言えば、「果たす者たち」としているのは「蛇頭」に複数要件を課していることであり、また、「「長蛇の列」をなして海外へ向かう「人蛇」たち」としているのは、同様に「人蛇」に複数要件を課していることであるので、これらの点は、前述したように 単数(一人)の「蛇頭」、「人蛇」を排除することとなるので誤りである。ただし、莫氏はこの説明の前段では、「蛇頭」を「個人ないし小規模のグループ」であるとしており、「個人」の「蛇頭」を排除していない。筆の滑りと理解すべきかも知れない。
5.その他
東郷譲治氏は『中国情報ハンドブック』一九九七年版(蒼蒼社、九七年)で、「蛇頭の構成は、ボスの下に勧誘幹部・引率幹部がおり、その下部組織として勧誘蛇頭・引率蛇頭・出迎え蛇頭がいる」としている。これは、密航斡旋機能体である「蛇頭」内部での機能の細分化の進行を示すものであるが、「蛇頭」が機能を示す言葉であるからこそ、細分化後も「勧誘蛇頭」等の呼び方が残りえたと思われる。
おわりに
言葉は生き物である。最初は香港で生まれ、香港だけで使われていた香港への密航者を意味する「蛇」や「人蛇」、香港への密航を斡旋する者を意味する「蛇頭」等の言葉は、既に大陸の隅々にまで行き渡っているようである。中国の東北地方の人が日本や韓国へ密航する場合も、彼らは「人蛇」と呼ばれ、また、その密航を斡旋する者は「蛇頭」と呼ばれている。言葉の最初の意味からすれば、意味の拡大であるが、まだその本義は変わってはいない。しかしながら、生き物である言葉は常にその本義を失い、別の意味に転換させられる危険に曝されている。特に隠語の場合はこうした傾向が強いと言えよう。したがって言葉の本義が明らかなときにその本義を書き残しておくことは有用であろう。本稿を公にするのはそうしたことも一つの理由である。
また、筆者は、広東語は全くの門外漢である。このため、これまでの検討で使った資料は、全ていわゆる標準語の系統の資料である。したがって、広東語の構造なり、表現の仕方などから見て、上記のような推論や断定には、異論や、さらには誤謬があることも予想される。ご教示を願う次第である。
http://www.mmjp.or.jp/sososha/no81.html
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すごく詳しい記事があったので紹介します。↑
蛇はシッポを切っても頭は死なないからだとか、
蛇は頭を切っても直ぐ生えるから(ええっ?)だとか
中国人が言っているそうだ。
蛇のように切っても切っても死なないとか、船を並べてぞろぞろ
逃げる様子が蛇みたいだからとか言う人もいる。