中国で値下げ合戦に負けた韓国は輸出に変更
電子レンジで世界シェア上位を誇る韓国LG電子が、中国で同製品の販売を大幅に縮小することが分かった。激しい値下げ合戦で同部門の累積赤字がかさんでいることが原因とみられている。LG電子の部門縮小は、世界大手であってもコスト・収益の経営判断を誤れば、激戦の内販市場から撤退を余儀なくされることを示している。8日付第一財経日報が伝えた。
中国で電子レンジ販売を手掛ける子会社LG電子(天津)電器有限公司によると、LG電子は同事業の赤字削減に向けて内販比率引き下げを決定。華東、華南、西部、中部での販売から徐々に撤退し、国内市場は華北と東北の攻略に専念する。これに伴い、昨年は6億元余りあった電子レンジの国内売上高は、今年は少なくとも半減する見通しという。同社は現在の累積赤字額については明らかにしなかった。
同社の話では、同社の電子レンジ販売で華北地区は全体の35%、東北地区は40%を占める。市場を優位性を持つ両地域に絞ることで収益改善を図る方針とみられる。内販縮小により、LG電子が天津で生産している電子レンジは、最終的には90%以上が輸出に振り向けられる計画となっている。
昨年の中国電子レンジ市場のメーカー別シェアは、地場の順徳格蘭仕(ギャランツ)が48.2%となりトップだった。2位は同じく地場の広東美的電器で22.1%。LG電子は10.8%で3位にとどまっていた。<全国>
http://nna.asia.ne.jp.edgesuite.net/freetop/top/free_cny_daily.html
中国企業が伸びてくると、韓国企業も安さでは勝てなくなる。
中国で輸出用の商品を作ることになる。日本企業もほとんど
輸出用の商品を作っているのかな。