インドの賢い人はみな上層カースト。
下層カーストに生まれたら、まず大学に入れない。
お金が無いから。
【ニューデリー=林英彰】カースト制による身分差別が残るインドで、政府が下層カーストの市民に対し、国立高等教育機関(大学、大学院レベル)の優先入学枠を拡大すると決定、大きな論争を巻き起こしている。
反対する医師や医学生らが5月、各地で約3週間にわたり抗議行動を行ったほか、最高裁も決定の論拠を示すよう注文をつけた。政府は実施の構えを崩しておらず、事態が沈静化に向かう様子はみられない。
政府決定は、優先入学枠を「指定カースト」と呼ばれる最下層ダリットや少数民族に加え、「その他の後進階層」と分類される下層カーストにまで拡大するもの。優先枠は定員の22・5%から49・5%に引き上げられる。政府は5月23日、閣外協力を得ている共産党勢力と会合を開き、8月に予定される議会で提案、承認を得た上で、来年6月に実施するという行程を決めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060606-00000415-yom-int
下層カーストでも賢い人はいるはず。上層カーストの人は大学を
卒業する下層カーストの人が増えると、上層カーストの人の就職が
困難になることを恐れて反対している。
日本人で良かった。中国みたいに搾取される農民工と豊かな生活ができる
都市部の市民の二種類の人種もなく、
インドみたいにカースト制度もなく、一応、みな平等だからね。
戦争に負けたから、地主も小作人も無くなったし、男爵とか華族とか
貴族階級が廃止されたからね。おまけに大きな土地や家があっても、
遺産相続の時に、相続税を払う金が無ければ3代で国に土地を
取り上げられるような、変った法律があるからね。
友達の友達は、おじいさんと父親が立て続けに亡くなったので、
恐ろしい額の相続税を払わせられるハメになり、若いのに借金だらけだ。
特に二人が亡くなった時期がバブルの時期だったので、土地の評価額が
やたら高くて、本当にかわいそう。土地や家を売りたくないから借金
するしかなかったそうだ。「借金を相続したようなもんだ。」と言って
いるそうだ。相続税を払うには、土地や家を売るしかないなんて、何かが
間違っているような気がする。相続税は一時少なくされたのに、また今年
増やされることになった。昔ながらの土地や家を守りたかったら、
何か事業を始めて、大もうけし続けていることが条件なのかなあ。