中国では事件は病院内でも起こる。

５月３１日、河南省の人民医院で事故で亡くなった父親の賠償責任をめぐって争いになり、亡くなった父親の息子が病院側の人物に殴られ死亡した。５月１８日交通事故にあった男性は２９日夜中に病院で死亡したが、病院側の怠慢で治療が遅れたため死亡したとして遺族側が病院側に賠償金４０万元の支払いを求めていた。病院側はまず３０００元の支払いをし、司法鑑定後もう一度話し合うと回答したため遺族側が不満に思い、３１日午後１２時までに納得のゆく回答が無ければ外来のロビーに父親の遺体を運び込むと脅した。実際回答が無かったため遺体が運び込まれその後病院側と争いになり、刃物を使った殴り合いになった。この交通事故で亡くなった男性の１９歳の息子は、病院側の人にひどく殴られ死亡した。遺族側は病院前に座り込み抗議し続けていたが、警察が介入して病院長ら７人を取り調べている。発信： 2006/06/06 00:08:52

http://www.tokkai.com/a-column/data/news/1149520084.html

映画「マイノリティー　リポート」では、レストランで食事中の誰かが

いきなり制服を着た連中に囲まれて殺され、死体が運ばれていく場面が

あった。みんな、知らん顔をしていた。映画の中の出来事だったが、

人が公衆の場で殺されても、みんなが普通の顔をしているのが、

恐ろしかった。

でも、中国では、病院の中で、父親に対する治療の遅れを抗議した青年が

病院関係者に囲まれ「ひどく殴られて」殺されている。

こんな事が普通に行われている中国は恐ろしい場所だと、わたしは

感じる。でも、日系企業で、言うことをきかない清掃婦の頭を

叩いた日本人のニュースは大々的に中国で報道されたそうだ。