中国は分かりやすい国だ。アメリカが嫌う国はすべて中国が取り込むのだ。
【北京2日共同】イスラム原理主義組織のハマス幹部でもあるパレスチナ自治政府のザハル外相は1日夜、北京の同自治政府大使館で共同通信と会見し「自治政府首脳の中国訪問なくして関係は強化できない」と述べ、欧米がパレスチナ援助を停止しハマス孤立化の圧力を強める中、国際社会で発言力を強めている中国との関係強化を図りたい考えを表明した。
ザハル外相はまた、胡錦濤国家主席らとの首脳会談に強い期待感を表明。中国側が同外相の呼び掛けにどう応じるかが今後の焦点となりそうだ。
中国政府が訪中を招請した理由について、ザハル外相は「(ハマスが圧勝した1月の)パレスチナ評議会選挙が公正に行われたと認め、積極的に受け止めているからだと思う」と説明。「われわれは中国の姿勢に敬意を払っている」と述べた。
(共同通信) - 6月2日
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