中国を治めるトップたちのイメージ | 日本のお姉さん

中国を治めるトップたちのイメージ

今の中国のトップは、9人いて、どの人も理工系の大学を出ている


エリート中のエリートなのだそうだ。留学経験者もいて、民主化とは


何かも、うすうす分かっている人々なのだそうだ。


理工系なので、中国の発展のさせかたも文科系のように甘くなく、


「何とか5ヵ年計画」のようなスローガンを掲げて、中国の経済の発展と


軍備の近代化をちゃくちゃくと進めてきた。


トップは、どんどん政策を掲げるが、地方が中央の意志を無視して


業績を上げることに夢中になったり、汚職で利益をむさぼってきた


結果、今の中国のひどい自然破壊や、農民が土地を取り上げられ


家族も離散するような有様にあっているらしい。


中国のトップのイメージは、冷たく野心的で、アメリカの覇権主義を


非難しつつ、実は中国がアジアの中心となり、世界の動きを変えて


いこうとするものだ。中央に逆らう動きがチベットや東トルキスタンに


あれば、どんなささいな事でも取り上げて厳しく対処する。


たとえば、日本の雑誌のインタビューに答えただけで、その東トルキ


スタン人は拘束され、監獄で思想教育という拷問を受ける。


しいたげられた農民が精神のよりどころを求めて宗教に走れば、


彼らにオカルトの名を付けて、拷問する。


密かに捕らえて秘密の医院の地下で臓器を抜き取り、生きたまま


焼却炉で焼くなど、血の通わぬ仕打ちを平気でする。


海外のメディアが騒げば、やっと腰をあげて新たに法律を作るが、


当事者たちが逃げる時間もたっぷり用意する。違法DVDの取り締まりも


事前に通達が入るので、摘発されるのは、ほんの申し訳程度だそうだ。


工場廃棄物の処理規制や、税金の取立て、従業員の年金や福利厚生


の新しい取り決めなどは、まず、日系企業と欧米の企業から厳しく実施。


中国の国営や民営企業では、取り締まりがゆるく、汚染物質の垂れ流しも、


なかなか改善されない。最近では、業績をあげていない中国企業は


強制的に廃業させられているらしい。炭鉱も小規模の鉱山はどんどん


閉鎖していっている。中国人の自己中心の考え方のせいで、中国の


思惑がなかなか末端の地方まで届いていないようだ。


地方の刑務所では、「囚人を殺すと中央に怒られる。」と言って、散々


拷問で思想犯や宗教犯をいたぶり、死にそうになると釈放したり、


病死したことにしたりするそうである。


中央の権力が中国人の心にまで届いていないのである。公害を取り締まる


と同時に、限りある自然を大切にする気持を中国人に持たせないと


川くだりの客が過ぎた後に川にカップラーメンの容器が川面を埋め尽くす


というような事は止まらない。


工場の経営者が、普段川に物を平気で捨てる習慣がついている普通の人


なので、工場廃水も同じような感覚で未処理で捨てるのだ。本人にとっては


捕まりそうになれば、捕まる前に工場をたためばいいだけの話なのだ。


中国のトップは、間違いを直すために新しい法律を作るのも実にすばやい。


反対する者など、皆無なので、好きなように法律を作れる。その点は共産


国は便利だ。共産国はすばやく法律を作り、好きなように国作りを行えるが、


そのかわり政府に従わぬ自国民を抹殺するのも、実にすばやい。


中国共産党は、他の独裁者が収める国と同じで、権力者の非人道的な


拷問、殺人、搾取が日常的に存在する。おまけに弱いものの声がトップに


届くシステムがない。言論と宗教の不自由が特徴。貧しい者と富む者の


差が著しく、しえたげられた者たちの不満の声を武力で抑え、注意を


近隣の敵に向けさせる。独裁者の収める国では、実力よりもコネと金で


物事が動く。貧しい者は、常に不当に扱われ、政府に対する不信感を


募らせる。貧しい者を救済しない国では、国民が貧しさのあまり木を焼いて


自然を破壊するのである。または石炭を使って大気を汚染させる。


中国の自然破壊は、地方の幹部や軍人を好き放題に放置し、貧しい者を


ないがしろにしてきた結果である。中国のトップが、理工系のエリートで、


貧しい者に対する情が薄いからというイメージがある。


軍部はひたすら、宇宙事業と資源確保にまい進し、日本の領土を侵して


でもガスを吸おうとやっきになっている。軍艦を繰り出し、潜水艦や


調査船でたびたび日本を侵犯しても、何の悪びれもなく、中国の外務省


も自国民が日本大使館を壊しても、「日本のせいだ!」と平気でコメントし、


いまだに修理代の賠償が済んでいない。


中国のトップのイメージは「失礼な人々が強引に富国強兵に励んでいる。」


というもの。本当に世界の尊敬を集めたいなら、日本の海を侵略するのを


止めて、礼儀正しく壊した物を直せばいい。


お行儀の悪い自己中心の民を教育して、日本を憎ませる政策を取らなく


ても、民衆が政府を尊敬するように、努力するといい。


努力もしないで日本を憎ませる宣伝ばかりしていると、煽った炎が中国


政府に向かっていく日があると思わねばならない。または将来の


日本との戦争に備えて、今から自国民を教育しているとでもいうのか?


理工系のトップには、理想の国の姿とは、化学力と金と軍隊を十分に


持った国なのかもしれない。それらを持てば、世界が中国を尊敬すると


考えているのかもしれないが、台湾や日本に対するあからさまな


イジメ具合を見ると、すでに覇権国家の態度そのもの。中国は軍国


主義の国だと世界に恐れられても当然である。宗教家の臓器を生きたまま


抜いて殺しているようでは、社会主義国や独裁者の国以外の理解を得る


のは難しいだろう。これ以上、日本と日本国民を公の場でバカにしたり、


中国の国民に日本を憎ませる教育を施すのをいい加減に止めないと、


このままどんどん両国の国民が、感情的に憎みあうようになるばかりである。


それでいいのかと中国の理工系のトップに問いたい。日中友好はウソ


だったのか?靖国参拝がどうのこうの、A級戦犯がどうのこうの、全て


ただの言いがかりで、日本が中国の言いなりになるかどうかの、踏み絵


みたいなもの。ひとつ中国の言うとおりにしたら、次は何なのだ?


中国人は、中国にずっと善意を持って援助を行ってきた国に対して、


さらに戦争責任を問うのか?中国人には「感謝」とか「赦し」の思いは


無いのか?中国人も「中日友好はウソだ!!」と言っているらしい。


日本のイメージを悪く中国国民に伝えて、何の得があるというのだ?


世界地図を見て、第二のアメリカになるべく、宇宙事業や石油外交や


世界標準の取得に励む中国の理工系のトップの姿をイメージすると、


まるで、地球征服をもくろむ言葉と情の通じない宇宙人のように感じる。


そんな中国にひたすら尽くしてきた、お人よしの日本政府のことは、


今はノーコメントとさせていただく。