日本の県庁にまでやってきて台湾との交流を止めるよう命令する中国 | 日本のお姉さん

日本の県庁にまでやってきて台湾との交流を止めるよう命令する中国

【産経新聞】中国 台湾との交流、鳥取県に抗議

2006.5.25


 台湾との交流を積極的に進める鳥取県に対し、中国の大阪総領事が「いかなる形の政府レベルの往来もすべきでない」と抗議していたことが二十四日までに分かった。片山善博知事は「内政干渉だ」と反発している。
 県によると、中国側から四月、「一つの中国」の原則堅持を求め交流自粛を要請する文書が届いた。五月十七日には羅田広大阪総領事が県庁を訪れ、知事に直接申し入れた。

 片山知事は「地方自治体は中央政府の一部ではなく、どこと交流しようと法律上の問題はない。外交問題は政府間で議論すべきだ」としている。

 

 中国大阪総領事館は「台湾は交流を政治利用している。地方自治体も日本の一部で、外交上は一つのはずだ」と主張。

 日本で台湾の窓口になっている亜東関係協会は「石原慎太郎東京都知事もよく訪台するが、中国は抗議しない。鳥取県への干渉はおかしい」としている。