スーダンがPKO視察団を受け入れに同意
【ニューヨーク25日共同】国連報道官は25日の会見で、スーダン政府が
国連とアフリカ連合(AU)の合同視察団受け入れに同意したと発表した。
視察団は政府系民兵による住民虐殺などで「世界最大の人道危機」と
いわれる同国西部ダルフール地方への国連平和維持活動(PKO)
部隊派遣をにらみ、予備調査に当たる。6月上旬までに現地入りする
見通し。
スーダンのバシル大統領は視察団を拒んでいたが、国連の調停役と
して首都ハルツーム入りしたブラヒミ元国連事務総長特別顧問の説得
などで軟化に転じた。
「受け入れ国の反対」という部隊派遣の最大の障害が少なくとも当面は
取り除かれたことになり、国連は今秋以降のPKO展開に向けた作業を
加速する。
(共同通信) - 5月26日
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