中国の汚職官僚がスペインに逃げているらしい。 | 日本のお姉さん

中国の汚職官僚がスペインに逃げているらしい。

【北京=野口東秀】中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は四月下旬、スペインと締結した犯罪者の身柄引き渡し条約を批准した。中国では経済犯にも死刑が適用されるため、外国からの身柄引き渡しに障害があったが、スペインとの条約には死刑になる可能性が高い場合は身柄引き渡しを拒否できる条文が盛り込まれたとみられる。中国当局は身柄確保優先へと方針転換しつつあるようで、国外逃亡中の腐敗官僚ら経済犯の引き渡しを求める動きが加速しそうだ。
 公安省の経済犯罪捜査局の高峰副局長によると、国外に逃亡した経済犯は八百人以上。うち三百二十人はここ数年で送還されたが、残る約五百人が逃亡中だ。これら犯罪による被害額は七百億元(約一兆)を超えるという。中国紙は一九七八年の改革・開放路線推進以降、計四千人の官僚らが約五百億ドル(約五兆五千億円)を海外に持ち逃げしたと指摘している。
 経済事犯で、必ず名前が挙がるのが、福建省アモイ市を舞台にした総額五百三十億元(七千四百億円)もの巨額密輸事件の主犯とされ、二〇〇〇年十一月に逃亡先のカナダで、移民法違反の疑いで逮捕された頼昌星被告。公安省の武和平報道官は二十三日、同被告について、「中国に送還されるのは時間の問題」と述べ、カナダとも死刑適用を回避することで妥協する可能性が高いことを示唆した。
 これまで中国と犯罪人引き渡し条約を結んでいるのはアフリカなど約二十カ国にすぎない。主な逃亡先の欧米諸国は、中国が経済犯にも死刑を適用していることから条約を結んでいなかった。

(産経新聞) - 5月25日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060525-00000008-san-int


中国の汚職官僚は、5兆5千億円も持ち逃げしている。

想像もできない額だ。