少子化より不妊化が恐い
今、日本の中学生、高校生たちは、性病などの知識も無く、人を見分ける
能力も無いうちからSEXをし始めるので、エイズや他の性病にかかる確率
が高くなっているそうだ。クラミジアなどは、薬で直ぐ治ると言われているが、
何度もかかると不妊症になったり、子宮外妊娠をしてしまうような体に
なるそうだ。卵管が炎症して詰まるだけでも不妊の原因になる。
SEXの知識の無い子供たちが、ゲームでもするようにSEXをし、エイズや
その他の性病にかかっている。先進国では、日本が唯一エイズ患者が
増えている国なのだそうだ。恥ずかしい話ではないか。
エイズは命にかかわる病気であるが、薬で治る性病で不妊症になる子供が
増えているのも、エイズと同じように問題になっている。
あと10年もすると、愛する人にやっと出会えて子供が欲しいという時に、
子供ができない不妊化した大人が増えると予測されているそうだ。
少子化を防ぐためには、いろんな保障や子供を産みやすい環境を整える
のも大事だが、性病の影響で不妊化しないように、性的に乱れた日本の
子供を教育することも同時に始めなければならない。
正しい性教育とは、コンドームを使うことを勧めたり、性病の知識を植えつけ
ること以外に、精神面からの教育も必要である。
男の子には、学生の身分で結婚の意志もない年代で、女の子の心と体を
性病や妊娠などで傷つける事が良くないことであることを教え、
女の子には、相手に嫌われるのを恐れて、言われるままに体の関係を許さ
ないようにすることなど、具体的に教える必要がある。
性病さえうつらなければ何をしても良いと思うのは間違っているし、
コンドームをしていても失敗もある。子供ができた時に、堕胎をすると
女の子の体は傷つくし、こころも傷つく。何度も堕胎をすれば妊娠しにくい
体になるし、その経験がトラウマになる場合がある。
高校を辞めて結婚したとしても、若すぎる夫婦には、夢見たような良い
仕事が手に入らないかもしれない。たとえば男の子の方に、パイロットに
なる夢があったとしても、あきらめねばならないかもしれない。
子供を育てるには、いろいろなことを犠牲にしなければならないものだ。
恋したり振られたりを繰り返して、本当に気が合う人に出会うまで、SEXは
簡単に誰とでも行うものではない。
お互いの心と体が求め合う相手に出会うまで、そう簡単に行うものではない。
不特定多数の者と体の交渉を重ねるほど、性病にうつる確立が高くなると
いうことは、自然が乱れた性関係は間違っているということを教えているの
ではないか。
愛し合う二人の大人が、お互いの側にずっといたいと願い、お互いに
触れ合いたいと願うことは自然である。SEXとは、結婚という神聖な儀式の
中の、神聖な営みである。太古の昔から神さまが定めた愛の定めであり、
そうやって、延々と命が受け継がれてきたのである。
これからの日本人に必要なことは、大人が子供に正しい性教育をすること
なのではないか。異性と付き合うことは、良いことであると教えること。
結婚を前提としないSEXは、性に対する冒涜であること。
早すぎる結婚は、したい仕事につけなくなるという障害を取り除くよう政府が
若い夫婦を援助すること。早い話が、学生でも結婚できるような取り組みが
必要だ。勉強の妨げになるからとか、仕事が面白いから結婚はまだできない
など、そんな理由で若い男女がせっかく授かった新しい命を堕胎して、
別れるなど、おかしい話だ。勉強も仕事もしながら結婚もできるように日本
政府が取り組めばいいと思う。
企業は若い男女に残業をさせず、定時で家に帰らせ、異性と出会う時間を
与えなければならない。家と会社の往復で異性を探す時期を逃し、年老いて
いく者がどれだけ日本にいるのだろう?
結婚して子供をもうけることが良いことであるという雰囲気を作らねばならない。
そして働く夫婦に必要なサポートを政府や企業が提供すること。乳児園や
幼稚園が会社にあれば、昼休みに母親が授乳に行けるし、急に子供が
病気になっても、直ぐ迎えに行ける。子供が病気なら企業は、速やかに
彼女または彼を家に帰さねばならない。命を育てることは、会社の業績を
アップさせるよりも、大切なことなのだ。今まで、日本の企業は子供の
教育を犠牲にして、金儲けばかりに走ってきた。
そのツケが今、きているのではないか。
夫婦で働く人には、経験豊富なベビーシッターを雇えるなどのサービスが
必要だ。ベビーシッターが足りないならば、外国から日本に働きに来て
もらうなどの制度を考えてもいいし、今の介護制度の延長で、日本の主婦に
積極的に若い夫婦の子育てを手伝ってもらうなど、新しい取り組みを
してはどうか。あらゆる努力をして、日本の少子化と不妊化を防ぐ必要が
あるのではないか。ご主人が家で主夫をするパターン、ベビーシッターを
利用するパターン、政府や企業の乳児園や幼稚園を利用するパターンなど、
いろいろな選択ができるよう、社会の仕組みを変えていけばいい。
家に年老いた母親がいて、子育てを助けてくれる家庭しか子供がもてない
のではいけないと思う。今は、夫婦で働かねば子供に良い教育を与えることが
難しい時代なのだ。ひとつの家庭に2、3人は子供がいるのが当たり前だと
国民に思わせるように、メディアを利用して楽しいファミリーの番組を流すなど、
高校生までは、子供の教育費はタダにするなど、いろいろ政府がやれることは
あるはずだ。結婚しておらず、子供もいない人間に辛く当たる社会も困るが、
子供は日本の宝だという事実を、もっとみんなが認識して、みんなで子供を
育てているんだという気持を政府も国民も持つべきなのではないか。
日本に核ミサイルを向けているような国に、ODAなど貸し出している場合では
ないのである。日本の子供の教育と育児の援助にもっと金を使うべきなのだ。