中国は今年上半期の新規貸出金総額は2兆2,000億元に達する可能性 | 日本のお姉さん

中国は今年上半期の新規貸出金総額は2兆2,000億元に達する可能性

金融機関による今年1~4月の人民元建て新規貸出金総額が1兆5,700億元と同期で史上最高となり、中国人民銀行(中央銀行)が設定した年間目標額の62.8%に達したことが、人民銀が発表した4月の金融統計で分かった。4月単月で見ると昨年同月比123.4%増の3,172億元に上り、これも同月としては過去最高。統計を受け、先月の利上げなどに続く新たな貸し出し抑制策を、金融当局が打ち出す可能性が高まったといえそうだ。

 16日付第一財経日報によると、ある債券アナリストは昨年4月の2倍をさらに上回った人民元建て新規貸出金について、「5月と6月はさらに伸びは加速するだろう。4月28日の貸出基準金利引き上げを考慮しても、今年上半期の同貸出金総額は2兆2,000億元に達する可能性がある」と予測した。
 
 人民銀は4月28日の利上げのほか、金融機関に貸し出し抑制を促す窓口指導実施を決定済み。さらに国家発展・改革委員会(発改委)や人民銀など関係機関は4月末、地方政府が銀行貸し出しに債務保証を行うことを禁じる通達を出し、バブルにつながりかねない貸出急増を抑え込もうとしている。
 
 今回の統計結果を受け、当局がさらなる貸出抑制策に踏み切る可能性も高まったとみられる。専門家からは、現行7.5%となっている預金準備率を8%程度に引き上げるべきといった具体的提案も出始めた。
 
 一方、4月の人民元個人預金残高は昨年同月比18.2%増の15兆3,000億元。増加率は昨年同月比2.5ポイント上がっており、金融機関の貸出増圧力になる預金増の構図は続いている。同月の広義のマネーサプライ(通貨供給量)を示すM2(現金+預金)は31兆3,700億元と、年間目標の16%を2.9ポイント上回る18.9%の伸びとなった。

(NNA) - 5月17日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060517-00000002-nna-int


4月の人民元個人預金残高は昨年同月比18.2%増の15兆3,000億元

ってすごくない?中国ではお金が余っているって感じ。

そりゃあ、反日よりも侮日になるはず。日本を追い越したと思っているから。