阻止できなかったテロも多いが、阻止できたテロも結構ありそうだ。
【ロンドン=蔭山実】二〇〇一年の米中枢同時テロでただ一人起訴され、終身刑を言い渡されたモロッコ系フランス人、ザカリアス・ムサウィ被告が同時テロの前にロンドンに滞在し、頻繁なモスク(イスラム寺院)通いから過激派に転向していたことが明らかになった。モスクで洗脳され、「英国製テロリスト」がつくりあげられた格好だ。
BBCテレビがモスクの責任者の話として伝えたところによると、ムサウィ被告は一九九三年にフランスから英国に入国。フランスでは自らを「人種差別の犠牲者」と主張し移民に寛容なロンドンで活路を開こうとし、ロンドンでは英語を学びビジネスで修士号を取ろうと大学に入学した。
しかし、精神的に不安定な性格は変わらず、すぐにロンドン南部のモスクに通い始め、住居に困ると、モスクに寝泊まりするようになった。ムサウィ被告は当時、英社会でイスラム教徒として生きる道を探ろうとしていたという。
しかし、その後、ジャマイカ系の過激なイスラム教指導者がモスク近くで自爆テロを称賛する説教を始め、ムサウィ被告も過激な教えにのめり込むようになる。モスクの責任者はムサウィ被告の変容ぶりについて、「ある日、迷彩服にリュックサックを背負って現れると、暴言を吐き出した。『次に聖戦が行われる所はどこだ』と聞かれ、『知らない』と答えると、急に不機嫌になった」と振り返る。
ムサウィ被告は他の若いイスラム教徒とともにテロ要員として勧誘された。九八年に国際テロ組織アルカーイダの軍事訓練に参加し、〇一年二月に米国に渡って航空機操縦訓練学校に入学した。テロ要員のなかには、米中枢同時テロ後に靴爆弾で航空機を爆破しようとしたリチャード・リード服役囚もいたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060515-00000024-san-int
少なくとも、スニーカーの底に爆弾を隠したテロリストは
事前に見つけて逮捕できたのだ。立派だと思う。
過激なイスラム教指導者がテロリストを産み出しているのだと思う。
自爆テロを称賛する説教をするイスラム教指導者が仮に日本に
いて、盛んに説教で自爆テロを奨励して、若い信者にテロリストの
訓練を受けさせていたとする。
日本は彼らを「共謀罪」でとりしまれるのだろうか?もし、彼らが
東トルキスタン人だった場合は?どうなるのだろう。
まあ、日本はめったに難民を受け入れないから、
そんな事はありえないか。