企業のブランド保護意識を高めることが狙いだ?
「汽車産品外部標識管理弁法(自動車製品外部標識管理規則)」の施行に伴い、今月1日からメーカー名を中国語の漢字で表記していない製品の中国内での販売が禁止となった。これによる販売への影響は限定的と見られる。12日付で北京娯楽信報が伝えた。
この「規則」により、4月に発売された東風ホンダの新型乗用車「CIVIC(中国語名:思域)」の車体後方にも「東風本田」とのロゴが入れられた。また、「アウディ」は「一汽奥迪」、上海GM(ゼネラルモーターズ)は「上海通用」となっている。
北京亜運村自動車市場の関係者は、「中国語表記になったことによる販売への影響は限定的で、消費者からの問い合わせも少ない」と語っている。
市場では、メーカー名が英語表記のままの製品も流通しているが、これらは5月1日以前にラインオフされたもので、今後徐々に状況は変化していくと見られる。
北京自動車工業発展研究所の賈新光・首席アナリストは、「この『規則』は主に高級車に対するものだ。このグレードでは消費者が自動車メーカーやブランドに対してよく理解しているため、販売への影響はないだろう」との見方を示した。
この『規則』は中国国家発展・改革委員会(国家発改委)が制定し、今年2月に施行された。全4章18条から成り、中国内で生産される中国市場向けの自動車に対して車名やメーカーのロゴ、エンブレムなど外部標識に関する規定を定めている。発改委や中国自動車工業協会の関係者は、「企業のブランド保護意識を高めることが狙いだ」と説明している。(編集担当:田村まどか)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060512-00000003-scn-cn
「企業のブランド保護意識を高めることが狙いだ。」というが、
外国企業に何でも中国の基準に従わせようとする気持が
現れてきただけでは?