体調40センチの子熊は親がいないとすぐ死ぬだろう。
札幌市中央区の山中で11日朝、10日に一度保護した後に
放した生後数カ月とみられる子グマが死んでいるのが見つかり、
親グマとの再会を願っていた関係者は「残念な結果に
なってしまった」と落胆している。
同市などによると、10日午前9時ごろ、同区盤渓の山中にいた
体長約40センチの子グマを通行人が見つけた。
通報を受けて駆けつけた西署員が一度保護したが、猟友会などと
話し合った結果「一度保護すると野生に戻れなくなる」として、
同日午後、同じ場所に放した。
しかし、11日朝、巡回中の猟友会のハンターが放した所とほぼ
同じ場所で子グマが死んでいるのを発見した。
外傷などはなく衰弱とみられている。関係者によると、子グマは
一度放した後もしばらくその場所を離れなかったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060511-00000100-kyodo-soci
札幌市中央区盤渓の林道で10日捕獲された後、山へ戻された子グマが
11日朝、放した場所の近くで死んでいるのが見つかった。
外傷はなく、衰弱死したらしい。
11日午前8時45分ごろ、巡回していた地元猟友会のハンターが見つけ、
市に連絡した。死がいは市の動物管理センターで火葬する。
親グマが近くにいる可能性があるため、猟友会が巡回を続けている。
【久野華代】
▽のぼりべつクマ牧場の前田菜穂子学芸員の話
子グマでも4、5日は乳を飲まなくても大丈夫だが、放した後に一晩中
雨が降ったため、寒さで衰弱死したのだろう。
親に会えていれば懐で温めてもらえたはず。運が悪かった。
野生動物はむやみに保護すべきではなく、放したのは適切な判断だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060511-00000076-mai-soci
そうなのかな、、、。