偶発的な核戦争の発生を危惧して。
【ワシントン7日共同】核搭載の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)トライデントを通常兵器に転換するブッシュ米政権の新政策をめぐり、ロシアや中国から通常型弾頭搭載の新型トライデントを核弾頭搭載型と混同されないよう、両国との間で新たな議定書を結ぶよう求める動きが議会内で出ていることが7日分かった。
核と通常戦力の一体運用を狙う主力事業に対し、偶発的な核戦争の発生を恐れる議会側の懸念が表面化した格好。トライデントの通常兵器化は、敵への反撃を短時間で行う攻撃態勢確立の鍵を握っており、議会の抵抗を受けて2010年までの配備計画に支障が出る恐れも出てきた。
(共同通信) - 5月7日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060507-00000048-kyodo-int
通常兵器を使用した時に、核弾頭ミサイルを発射したとロシアや中国に
勘違いされて、報復のための核弾頭ミサイルをアメリカに向けて
発射されるのは確かに困る。
北朝鮮やイスラム原理主義の国のような何をするか予測できない国が
アメリカに向けて核を飛ばす危険性にも注意しなければならないが、
誤解されてお互いに核で滅びるのも避けなければならない。
世界の終わりには、あらゆる贅沢品や人の命を売り買いする大きな
美しい都市が一瞬のうちに滅びて、世界中の人がその都市が燃える
煙を見て、嘆(なげ)くのだという預言が聖書の中にある。
まさか、どこかの都市が核攻撃で一瞬の内に消えるのではない
だろうね。美しい都市とは、どこの国のことだろう。
これだけ核を持つ国が増えると、単純な事故や勘違いで核がどこかの
国に向けて発射される可能性も高くなっているに違いない。
核を持っている国は、きちんと管理できているのだろうか。