プリズン・ガール
「プリズン・ガール」という本がある。
実際にアメリカで、ロシア人マフィアと付き合っていたために
麻薬を運んだ罪で2年の禁固刑を受けた人が書いた本だ。
ニューヨークに憧れ、語学留学をしていたふつうの23歳の日本人女性が、
ある日、突然FBIに逮捕される。
罪状は、ドラッグ取引きの共謀罪。
ロシアン・マフィアの恋人が、知らぬ間に彼女のクレジットカードを
麻薬の発送に使っていたのだ。
州をまたいだ麻薬取引きの罪は重く、実刑は免れない。
彼女は共謀はしていなかったが、相手がロシアン・マフィアと知りながら
付き合っていた責任を受け止め、刑に服す決意をする──。
http://www.poplarbeech.com/book/index208.html
その本をドラマにした番組があったので、少し観た。
「お前は日本人だから、幸せだな!!」と、主人公が何度もアメリカの
貧しい家の出の受刑者に言われるのが印象的だった。
日本の女の子が。ひどい刑務所生活の中で、一生懸命周りに愛を
伝えていく様子がうまく描かれていた。これが実話だなんて、
なんてひどい話。そして、なんていい話。
http://www.ntv.co.jp/d-complex/contents/20060418.html
本を買って読みたいなと思った。