中国のいつもの手口
中国政府が、東シナ海の石油ガス田開発にからみ、日本が主張する日中中間線をまたいだ海域で一般船舶の航行禁止を公示していた問題で、中国側は日本政府に約一カ月半にわたり正式に通告していないことが十六日、分かった。複数の政府筋が明らかにした。今回の中国側の措置は、公海自由の原則を定めた国連海洋法条約などに抵触する恐れもあり、政府は十七日にも中国政府に抗議する方向で調整している。
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複数の政府筋によると、この情報が政府首脳周辺にもたらされたのは十五日。水産庁からの問い合わせがきっかけだった。首相官邸が外務、経済産業両省に照会したところ、「中国側から航行禁止の通告はない」と説明。他の関係省庁にも事実関係の確認を指示したところ、海上保安庁が、中国海事局のホームページ上で公示されているのを知り、中国側に照会したという。政府は外交ルートでも中国側に説明を求めているが、明確な回答はまだないという。
海上保安庁は十四日に公示を知ったという情報もある。ただ、ホームページの真贋(しんがん)がはっきりしなかったこともあり、「不審情報」として、同日中に情報当局を経由し首相周辺に報告したという。
中国海事局のホームページによると、同局は「平湖ガス田」の拡張工事のため三月一日から九月末まで、中国の作業船を除く船舶に同ガス田付近海域への立ち入り禁止を公示した。指定海域は日中中間線から日本側へまたいでおり、南北二百キロ、東西三・六キロに及んでいる。
日中両政府は先月六、七の両日、ガス田開発をめぐる第四回協議を北京で開いたが、中国側はこのときすでに航行禁止を公示していたことになる。協議で中国側は、中間線に近接する「白樺」(中国名・春暁)の開発中止を拒否したうえ、新たに尖閣諸島と日韓共同大陸棚までの共同開発を提案した。しかし、航行禁止については一切説明がなかったという。
中国側が、日本が排他的経済水域(EEZ)と主張する海域まで一方的に航行を禁止すると公示したうえ、正式なルートで日本政府に通告していないことは、東シナ海を航行する船舶の安全上も重大な瑕疵(かし)がある。
また、先月一日の公示後、日本政府が公示の事実を把握できずにきたことも大きな“落ち度”だといえ、政府はこの間の経緯について、外務、経済産業、国土交通など関係省庁を中心に調査する方針だ。
一方、自民党の武部勤幹事長は十六日、フジテレビの番組で、「事実とすれば遺憾に堪えない。抗議しなければならない」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060417-00000000-san-pol&kz=pol
中国が勝手に好きな事を発表して、軍備をちらつかせながら、どんどん
他国の領土に食い込んでいき、
勝手にガス田を作っていくのは、他国との境界でもやっていることだ。
日本は自国の領土と資源を守りたいのか?
守りたいなら、一歩でも中国が入ってきたら排斥するしかないのだが?
日本の政治家は、ジェントル過ぎるなあ。
中国軍がずうずうし過ぎるから、話にならない。まったく困った国だ。中国って、
まさに困った連中がトップにいて、好き勝手に動く国だ。
日本政府はどうするのだろう。日本人で怒っているのは、もしかして
わたしだけ?恩を仇で返す中国って、本当に信用できない国なんじゃない?
中国人が憎いのではなく、トップがそんな性格なのだろう。
トップが自国民にどんな洗脳教育をしているのか知らないが、
政治にかかわれない中国の無力な一般民衆に怒ってもしょうがない。