そろそろGWの予定が埋まり出す。 | 日本のお姉さん

そろそろGWの予定が埋まり出す。

そろそろ、友達やいつも日曜日に礼拝に行っている教会から


GWのミニミ旅行やらピクニックやらのお誘いが入ってくる


ようになった。たまに自然がいっぱいの場所でいい空気を吸いたい


ので、ハイキングやピクニックに「行こう!」と、誘われたらちょっと


無理してでも行くようにしている。日ごろ、車の排気ガスや、人の歩き


タバコの煙ばかり吸っているから、肺に良くない事が起こって


いるかもしれない。今まで一番空気がいいと感じたのは、ロンボック島に


いたときだ。海から来る風は、何の汚れもない純粋な空気だった。


空気がきれいだと、目で確認できたわけではない。


自分の体がそうだと感じただけなのだが、今のところ、あんなに爽やかな


気分になれたことはないので、わたしの一番はやっぱりロンボック島だ。


おいしい空気があるという幸せをロンボック島の人は持っているのだが


貧しい人も結構いて、学校に行くお金も無い子供もいる。


自然もたっぷり残っていて、空気も良くて、仕事もあってお金も


必要なだけはあるという生活が一番いいなと思うのだが、そんな


楽園は世界中を探してもなかなか無いような気がする。


(フランスやイタリアの田舎あたりでは、ありそうだな。)


自分だけお金持ちで、まわりにいる子供は学校も行けないぐらい


貧しいというのも、何だか気持ちが晴れない。旅行者の心はいつでも、


現実から離れてバカンス気分だけど、現地で生活する人には、そこが


現実なのだ。それを忘れて現地の人に失礼な事を言ったりしたりは


許されないと思う。外国に行く時は、日本より豊かな場所でも、貧しい


場所でも、現地の人の常識になるべく合わせながら、日本との違いを


楽しみたい。日常からはずれた空間に自分がいるという刺激は


いつでも味わいたい。自分の身の回りでも、いつもと違う道を通るだけで


新しい発見があるので面白い。刺激のある生活を送ろうと、自分で


気を付けていないと、人間は飽きやすくダレやすいから、直ぐつまんない


生活になりがち。自分をフレッシュに保つ努力は、常にしてしいないと


いけないと思う。気持ちがどんよりすると外見やファッションにも現れるの


だと思う。あの人の目を覗き込むと、二日前にロンボック島の風に触れて


現地の少し辛いスパイスと一緒に、焼いた魚とココナッツジュースと、


パパイヤとフレッシュなパイナップルを食べたエネルギーが燃えている


なんて、そんな風には誰も分かりはしないのだけれど、


あの人の側にいるだけで、何だが元気が伝わって楽しくなれるなんて


思われるような人でいたいと思う。


いつも自分をフレッシュな環境に置いて、ストレスが無い状態だと


いいけれど、それはなかなか難しい。


GWは日本人がリフレッシュする貴重な時間。フランス人やスペイン人なら


4週間でも6週間でもぶっ続けにバカンスがとれるけど、日本人は歴史が


浅いから生活を楽しむ習慣が無い。未開の土地を征服して、現地人を


こき使って、ゆとりのある生活を楽しむ習慣など無かったのだ。


日本人はつつましく、4、5日で、リフレシュしないといけない。


日本人の平均寿命は伸び続けているそうだから、以外にみんな、短期間でも


上手にリフレッシュできている器用な民族なのかもしれない。そう言えば、


休みの日の方が、家族に付き合わされて忙しいから疲れると会社のオジサマ達


が言ってたよなあ。それは、どこの国でも同じなのだと思う。