ソメイヨシノはクローン
ソメイヨシノは、日本にたくさん植えられている桜だか、
あれは全部ある一本の苗木のクローンなのだそうだ。
2種類の木を掛け合した桜なので、種ができないのだそうだ。
接木でどんどん増やしているので、樹齢が最初の一本のままらしく、
普通の桜だと100年間は生きられるのに、ソメイヨシノは60年で
寿命が終わる。まるで、羊のドリーみたいな事が起こっている
ようだ。ドリーはクローンなので、生まれたときから元の羊と
同じだったようで、老けるのが早くて、若いのに関節炎が始まって、
元の羊と同じような老けぐあいなのだそうだ。なんだか悲しい。
全国のソメイヨシノも同じような感じなのだそうだ。
ただし、最近では、クローンではなくて、桜の若い芽を試験管の中で
培養して育てた苗を増やす方法があるので、その方法だともしかしたら
0歳の状態から同じ桜を増やせるのではないかと期待されている
のだそうだ。ソメイヨシノの寿命が短いのは、クローンだからなんだって。
ソメイヨシノの最初の一本が40歳だったってことだよね。
http://hccweb5.bai.ne.jp/nishicerasus/gimon10/treedrgokai2.html