上海領事館は恫喝されたと遺書に書いている。 | 日本のお姉さん

上海領事館は恫喝されたと遺書に書いている。

それによると、情報当局は、まず03年6月、館員と交際していた

カラオケ店の女性を売春容疑で拘束。

処罰をせずに釈放し、館員への連絡役に仕立てた。

館員は同年12月以降、女性関係の負い目から当局者との

接触を余儀なくされた。

接触してきたのは「公安の隊長」を名乗る男性と、

通訳の女性の2人だった。

 館員は差し障りのない話しかしなかったが、04年2月20日、

自宅に届いた中国語の文書が関係を一変させた。

文書は、スパイの監視に当たる「国家安全省の者」を名乗り、

「あなたか総領事、首席領事のいずれかと連絡を取りたい」と要求。

携帯電話番号を記し、「〈1〉必ず公衆電話を使う

〈2〉金曜か日曜の19時―20時の間に連絡せよ」と指定してあった。

 館員は「隊長」に相談。すると約2週間後、「犯人を逮捕した」と

返事がきた。

文書を作った者を捕まえたので、問題は解決した、との意味だった。

館員はこの時初めて文書は「隊長」らが作った可能性が高く、

自分を取り込むためのでっちあげと気付いた。

遺書には、「(文書は)彼らが仕組んだ」と悟った、と書いている。

 「犯人逮捕」を期に、「隊長」は態度を急変。

サハリンへの異動が決まった直後の同年5月2日には

「なぜ(異動を)黙っていたんだ」と恫喝(どうかつ)した。

「隊長」は、総領事館の館員全員が載っている中国語の名簿を出し、

「全員の出身省庁を答えろ」と詰め寄った。

「あなたは電信官だろう。報告が全部あなたの所を通るのを知っている

館員が会っている中国人の名前を言え」と追い打ちをかけた。

 最後には、「今度会うとき持ってこられるものはなんだ」と尋ね、

私たちが興味あるものだ。分かるだろう。」と迫った。

 約3時間、恫喝された館員は協力に同意し、同月6日午後7時の

再会を約束した館員は、「隊長」は次には必ず暗号電文の情報を

やりとりする「通信システム」のことを聞いてくると考え、面会前日の5日に

遺書をつづり、6日未明、総領事館内で自殺した。

遺書には「日本を売らない限り私は出国できそうにありませんので、

この道を選びました」などとも記している。


詳しくはこちらから。

    ↓

http://ameblo.jp/uhauhookwww/entry-10010802644.html


3時間も中国人に恫喝されたら、疲れてしまうよね。

6日に通信システムを教えろと言われ、

再会を約束したから、通信システムを教えるまで、拷問されるよね。

サハリンの移動さきまで、お前を追いかけるとも言ったそうだし、

逃げられないと思ったのだね。

ちょうど、この人の上司が日本に帰国中の時期に狙われたから、

相談することもできなかったのだろうね。