ロシアからウイグル自治区、またはカザフスタン、そしてインドへパイプラインが!?
中国を訪問したロシアのプーチン大統領が西シベリアから中国の新疆ウイグル自治区までパイプラインを敷設する計画を明らかにしたことを受けて、インドはパイプラインの延長を求めているという。外電を引用する形で中国新聞社が伝えた。
3月末に中国、ロシア、インドの代表者がインド・デリーで会議を開く予定で、エネルギー分野での協力が主要な議題となる見込み。
インドの専門家は「西シベリアとインドを結ぶパイプラインには2通りのルートが考えられる」とコメントしている。
ひとつのパターンが、西シベリアから新疆ウイグル自治区のウルムチ(烏魯木斉)、クチャ(庫車)、アクス(阿克蘇)、カシュガル(喀什葛爾)、タリム(塔里木)を経てインドに至るルート。
もうひとつのパターンは、西シベリアからカザフスタンのアスタナ、ビシュケク、カシュガルを経由してインドへ通じるルート。
報道は、このパイプラインの建設案がいずれも中国国内を通過するため「中国の(インドに対する)発言力が大幅に増加することになる」と分析している。(編集担当:菅原大輔・如月隼人)
(サーチナ・中国情報局) - 3月28日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060328-00000012-scn-int
インドが中国と仲良くなるのは間違いない。なんだかさびしい。