中国通が中国に会話を求めても空振り。
中国通が会話を求めても、空振り。
谷垣財務相は、財務省から国内問題を主に担当する事務次官や
主計局長、主税局長らも含め総勢30人を引き連れて初の
「日中財務対話」に臨んだ。
それでも、中国の首脳陣との面会は果たせず、「ポスト小泉」候補と
して関係が悪化する中国とのパイプ役をアピールしようとした
意気込みは空振りに終わった。
財務省は留守役の官房長を除き、局長級以上の8人全員が出席した。
海外での会議に幹部がこぞって参加するのは旧大蔵省時代を含めて
も例がなく、省を挙げて谷垣氏をもり立てようという意図がにじむ。
谷垣氏は中国の歴史書を原典で読みこなす「中国通」。
同じポスト小泉候補でも安倍官房長官や麻生外相と異なり、
靖国神社参拝に慎重な姿勢を見せ、中国に理解を示す発言もしてきた。
出迎えた中国の金財務相も靖国問題を批判したものの、
田中角栄元首相や大平正芳元首相の名をあげて
「谷垣大臣はこれら先人の精神を受け継いで中日友好に
努力してきた」と持ち上げた。
それだけに谷垣氏周辺は中国首脳陣との会談を強く期待して
いたようだ。
親中派の二階経産相は2月の訪中で温家宝(ウェン・チアパオ)首相
との面会を果たしており、財務省は谷垣氏にも温首相らとの会談を
設けようと動いた。同省幹部は「週末で日程を押さえられなかった」と
説明している。
http://www.asahi.com/politics/update/0325/006.html
中国は勝手に二階堂氏は中国寄りで利用できる男で、谷垣氏は
使えない男だと判断したらしい。
海外での会議に幹部がこぞって参加するのは旧大蔵省時代を含めて
も例がなく、省を挙げて谷垣氏をもり立てようとしたのに、
中国は、あっさり無視をした。 「週末で日程を押さえられなかった」という
のは、ひどい言いわけだ。突然、中国にお邪魔した訳ではないからだ。
中国首脳陣は自分の国に都合の良い日本人としか会わないし、
次の日本の首相も中国が選ぼうとして、影で工作している。
日本人は、マスコミなどに影響されず、今の中国の様子を見て、
ふさわしい人を選挙で選ぶべきである。
自国の首相が外国に選ばれるような国は、独立国ではない。
実質的にその国の属国になったということである。
知っておきたい時事ニュースより。